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4/12

1-優斗 1日目の朝

 クラスメイトの女子と同棲⁉︎普通に考えて、普通じゃない。1週間はさすがに長ぇよ。なんて事を考えながら、相田さんを待つ。


 今の時刻は早朝の5:40。さすがに待ち合わせするにはかなり朝早いため、ちょっと申し訳なささを感じていた。



 相田さんはしっかり者だから、多分、6:00出発のバスの、30分くらい前には来ているかもしれないと思い、一応5:20分にはもうバス停前に来ていた。

 実際、この案を提案したのは俺だし、なにより、こういう待ち合わせでは男である俺が先に着いていて、待っているという図の方がなにかと良いと思ったからだ。むしろ、女性を待たせるなんて持っての他だ。

 


 (肌寒い・・・)


 にしても、ちょっと早く来すぎたと思って後悔する。なんだかひんやりとした風は、一瞬でも、真夏である事を忘れさせた。何故か、今年の夏は昼と夜とで寒暖差が激しい。熱帯夜なんて久しく訪れていない。夜は寝やすくてありがたいけど。


 まぁこれから時間が経つにつれて暑くなっていくだろうけど、この時間はさすがに肌寒く感じるので、上にシャツを羽織った。




 まだ相田さんも来る気配がなさそうだし、なによりバスが来るまであと20分もある。時間を暇にしているので、久々にツウィスターを開いてみると、もの凄い量の通知がきていた。


 多分昨日の24:00にサラッと投稿したのが原因だろう。自慢じゃないが、ツウィスターのフォロワー数はかなり多い方だと思う。なんでこんな陰キャに多いのかって?

 たまたまだよ。たまたま。直接会って話す訳でもないSNSというモノを駆使すれば、陰キャだろうが誰だろうが輝ける。よくある話さ。


 今の時間と、投稿した時間を考えると、まだ俺の投稿に気づいていない人も多いはず。夜が明けたら、もっと通知がうるさくなりそうだ。


「切っとこ……」


 そんな事をしている間に、向こうから白っぽいワンピースを着た女性がこちらに向かってくる。

 朝日の逆光でよく見えないが…一瞬で清潔感のある雰囲気とスタイルの良い、可愛らしい女性である事は間違いないと思った。

 

 それはまるで…




(アイドル……!?)

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