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ストーカー上等!惚れた女を異世界まで追いかける  作者: タナバ
ストーカー上等!とりあえずストーキング準備で魔王を倒す
7/16

ストーカー上等!惚れた彼が異世界まで追いかけてきた

【視点 華田】

えっと、皆さんのためにお茶を入れてこようと少し離れてたら…何が起きてるの?


「ふむ、スキル神もう少し良い茶葉は無かったのかな?

創造神ガッカリ(+д+)じゃよ。あっ、華田君はお茶の入れ方旨いのう?」

「創造神様すみませんでしたぁぁあ」

スキル神と言う神様が、僕が持ってきたお茶を飲んだいかにも適当そうなお爺さんに、土下座してた


「ギャルの…パンツを…うぉぉぉお…お姉さんお尻を触らせてぇぇえ」

「このエロガキは一昨日来なさい」

壁に穴が開いてて、全身ケガだらけでゾンビのように歩いてきた江口君が、見知らぬお姉さんを見た途端に、まるでギャグマンガのように、傷がみるみる内に治るも回し蹴りを受けて、また壁の穴の向こうへと吹き飛んで行った


「一二三さん目的の異世界移動能力は得たけど、星の力を使い3ヶ月に一度と言うのはどうにかならないかな?」

「そうね?ワトソン君任せて、と言うわけで、華田君紅茶を入れてきてね」

そして、状況を理解できずにフリーズしていた僕はパシらされました


それで、紅茶を入れて来ると、一二三さんが袋の中から箱を取りだして、皆に渡していきます。

僕も貰いましたが中身はアイスクリームですね。


「異世界移動能力が、微妙なので袖の下を渡すから、もっと良い転移能力寄越して」

えっと、一二三さん袖の下を渡す割に態度大きい気が……


「まぁ、美味しければ考えても…良し、作るのに時間が掛かるから取り敢えず凄いスキルを与えよう

(`・∀・´)それと、たまにこのアイスクリームをお布施とするように」

えっ!アッサリと何か偉そうなお爺さんが決めちゃったよ!


「こ…これは美味しいですね。」

「あらあら、こんなに美味しい物が作れるなら、LOVE全開よね」

「足が旨いからな…紅茶に氷の変わりに入れても旨いぞ」

あっ、確かにお店で食べるものよりもふんわりしていて、優しい甘さ。

口の中ですぐに溶けたのに優しい甘さが残り続けてる


「私が作った物じゃ無いし、本来市販のアイスクリームは、アイスの保存に向かない温度の冷蔵庫で保存されてるからね。温度が変わらないアイテム袋に作りたてを入れてたら美味しいのは当たり前」

えっと、アイテム袋何て存在その物が当たり前じゃないような…


「後は伝で最高の料理人にブルーミルクカウのミルクとレベリ―を材料に使ってもらったからね」

「あぁ、成る程ね、ブルーミルカウね」

「ブルーミルクカウだ。殴ると角からミルクを吹き出す変わった牛だ」

えっと、それ多分僕達の世界に無い物だよね?どこで手に入れたの?


と言うか江口君知ったかぶりだよね?

後いかにも食べなれてますと言う感じだけど、神楽坂君羨ましいよ


ツッコミ疲れた。


それで、結果創造神と名乗った神様から、

手に持った携帯を異世界でも、使えるようにするスキル。


最も使いやすい能力『スマートホーン』と


神様から、スマートフォンに配信されるスキルを受け取れるスキル。


神様からの贈り物『スキル配信』を受け取り


「それじゃ、そろそろ時間だしLOVE開始ね」

パンとお姉さんが手を叩いた途端に目の前が黒く染まった


【視点?】

「私はこの世界の人間じゃ無いの」

これは夢だわと、勝手に動く口に動揺することなく考える


「魂の中に神の力を持つ剣を持ち、勇者にそれを渡すのが使命」

だって、これはあの日の出来事…私が何度も見ている夢

この後私は大好きな恋人に呪いを掛ける


「いつまでも、この世界で私を待っていて」

彼がこの言葉通り私以外を愛さずただ一途に待ち続けると分かっていて


「結君…絶対に帰って来るから」

溜め息しない出ない。恋人へと呪いになるような言葉を吐くしかなかった私に…


でも、夢でも彼を見れたのは、嬉しいかな?

とはいえ、夢はここで終わり。

そろそろ目を覚ますはず


「帰って…来ても…ぼ…僕が弱かったら…また…連れ…て…行かれ…る」

夢はここで終わりなはずなのに、何故か結君が、体力の限界まで走り倒れてもなお這って、進み鍛えようとする姿を見ていた


「まだ諦めないの?

そんなに強くなりたいの?

彼女は無理をしてほしくないのに?」

よく知る声が響く。もしかして、これは私の知らないあの日の続きかと、考えていると結君は一歩も動けなくなる。それでも自分を鍛えようと動こうと弱々しくもがいている


「彼女の思いを裏切る気は無い?

好きになった女の子を追い回す気は無い?

神を殺してでも、好きな女の子を幸せにする気は無い?」

何故こんな夢を見てるか分からない。

それでも私はこれが現実にあった事だと何故か確信できた


「そして、悪魔と相乗りする気はない?」

結君は口に出して答えない。

それでも目は確かに答えていたような気がする


ここで私は目を覚ます。

今のはただの夢…

彼は今もあの優しい世界で、

平和に過ごしていると自分に信じこませながら

こんばんは、読んで下さる方がいるのに感謝しながら相変わらず思い付きで行動してます

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