表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
断界の英雄  作者: 明太子
疾風決戦
36/62

異変の兆し

拠点の会議室。テーブルには作戦図が広げられ、仲間たちが集まっていた。


迅が指し示しながら説明する。

「平原の方で魔獣が暴れていると報告を受けた。今回の敵は広範囲に配置されている。接近戦部隊と遠距離支援部隊に分かれて行動する」


翠霞がメモを取りつつ、蒼真に向けて声をかける。

「蒼真、このルートなら敵の数を分散させられるわ」

「なるほど、じゃあこのルートで行こう」


神崎颯は風を操るイメージで指示を出す。

「風を使って前線の視界を制御しつつ、雷牙の攻撃を加速させる」

雷牙も元気よく応じる。

「任せろ!颯、風と雷で一気に叩くぞ!」


響は波動を軽く放ち、前線の防衛ラインをイメージする。

「防衛ラインはここで確保、前衛はここまで押し上げられる」


灯真は金棒を肩に担ぎ、蒼真に向けて意見を出す。

「僕が前に出て援護する。蒼真は二刀流で敵の要を狙え」

「はい、わかりました」


玲司は短く一言、仲間を鼓舞。

「ここは任せろ」


悠雅は視線を巡らせ、重力を意識した作戦を提案。

「前線が押されれば、俺が重力で敵の動きを制御する。無駄な突撃はやめろ。蒼真も不用意に飛び出すな」

少し毒っぽく続ける。

「……まぁ、俺がいるから安心しろ」


蒼真は皆を見回し、微笑む。

「ありがとう、皆。僕も二刀流で要を狙う。動きはみんなに合わせるよ」


迅が鎖を軽く振りながら、まとめる。

「準備は整った。あとは現場での連携次第だ」


そのとき、拠点のモニターに映る平原の様子が少しざわつく。

「……?」翠霞が眉をひそめる。

「何か、敵の動きに異変があるようです」


颯がモニターを確認し、声を低めに言う。

「風が異常に乱れてる……近くに大型魔獣か、何か動いている」


雷牙も目を見開く。

「え、もう来るのか!?早すぎだろ!」


悠雅は重力を軽く操作しながら落ち着いて言う。

「焦るな。まだ慌てる必要はない。だが、全員準備は万全にしておけ」


響は波動を使い、防衛ラインをイメージしながらつぶやく。

「敵が動けば、私たちの連携が試される……」


窓の外、平原に異変の気配。風と雷の揺らぎが、仲間たちの鼓動を少し早める。

――総力戦はもうすぐ始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ