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婚約破棄された悪役令嬢、魔王に拾われて世界を救う——契約から始まる真実の王政改革

作者:妙原奇天
「悪役」は、国を守るために作られた仮面だった。——魔王の契約で、私の人生は本当の主役になる。

 婚約破棄を言い渡された公爵令嬢レネーは、王太子の「公開断罪」の見世物として舞踏会で吊し上げられる。罪状は聖女への嫉妬、毒殺未遂、国庫私物化——だが、その証拠はいずれも“誰かが用意した完璧な偽造”だった。剣が振り下ろされる瞬間、会場のシャンデリアが黒い羽根に変わる。現れたのは、人類の敵とされる魔王アザゼル。「君、私の花嫁にならない?」
 国と魔王、どちらが正しいのか。レネーは“悪役令嬢”として育てられた教育の全て(外交、財務、毒見、礼法)を武器に、魔王の庇護下で真実の検証を始める。腐敗した王政、聖女ビジネス、偽りの怪物譚。国家を縛る“物語”そのものが改竄されていた。
 魔王の求婚は、契約——「この国を救えたなら、君の濡れ衣を全てほどく」。
 レネーは悪名を引き受け、改革の矢面に立つ。愛か計算か、赦しか破壊か。
 最後に選ぶのは“私の物語”だ。
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