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ローカル  作者: 不機猫
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家族会議

 夕食の準備をして、玲子さんが帰ってくるのを待っていた。

「遅いね、玲子さん。」

「そうね。仕事お忙しいのかしら。」

「そのうち帰ってくるわよ。先に、食べてましょ。」と祖母。

「わしは、もう勝手に始め取るわ。」と祖父。

「じゃ、食べますか?」

「頂きます。」

「今日は、明日香さんも来てくれて、昔に戻ったみたいでうれしいわ。」

「ほんと、貴方が居なくなった後の海人は、心配で見ていられなかったわ。」

「ご迷惑おかけしました。」

「若いころは、色々あるもんじゃて。雨降って、地固まるじゃて。」

 そうこうしているの、玲子さんが帰ってきた。

誰も気づかなかったけど、猫のアーシャが我先にと玄関に向かった。

「ただいま。」

アーシャを抱っこして、玲子さんが食堂に入ってきた。

「明日香さん、久しぶり。ちょっと、先に手を洗ってきます。」

そう言って、彼女は、洗面所に向かった。

戻ってきた玲子さんは、いつもの席に座って、久しぶりに揃った、メンバーで楽しく食事した。

食事が終わってから、僕は、みんなに声を掛けた。

「お母さんそれとおじいちゃん、おばあちゃんちょっと話があります。」

美香さんは、それを聞いて食器を片づけて台所の方に行ってくれた。

「実は、先日自分で血液検査をしたんだけどあまり数値が良くなくて、それで、そのことを明日香さんに話をしたら、彼女も一緒に薬の開発に協力してくれることになった。」

「玲子さん、すみません。一度は、お断りしたんですけど、海人さんと一緒に働かせてください。」

「ありがとう。」そう言うと、玲子さんは、目に涙を浮かべていた。

「ごめんなさい。私が、貴方の気持ちを何も考えずに色々妄想を膨らませて。嫌な思いをさせたんじゃないかって心配していたの。」

「実は、今日も明日香さんが来るって聞いて、なかなか家に帰れずに車で、家の周りをまわってたの。」

「すみません。私こそ、色々面倒を見て頂いてたのにわがままを言ってしまって。」

「いいのよ。後は、海人と相談して言ってくれればいいから。」

「今度、必要な書類持ってくるわね。本当に、決心してくれてありがとう。」

「それと、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、大学卒業したら、明日香さんと結婚します。」

「本当かい。それは、おめでとう。」

「この際、まだ二人とも学生だけど結婚すれば?」

「おばあちゃん、何言ってるんですか?それは、まだ、早いですよ。」

「何言ってるの、玲子さんだって、結婚したの二十歳の時でしたわよね。」

「そうですね。」

「明日香さんさえ、良ければ私もその方が助かります。」

「まあ、その話はおいおいするとして、今日は、めでたい。もう少し、お酒飲もうかの。」

「海人、明日香さんのご両親には、お話したの?」

「まだなんだけど、今週の日曜日に話に行く。それと、玲子さんおじいちゃんとおばあちゃんにも話に行ってくる。」

「わかったわ。本当は、ついていきたいけど、また、余分なことを言いそうだからお任せするわね。」

「お父さんいは、それとなく言っておくわね。」

「わかりました。」

「後、2年もすれば、明日香さんもうちの親族になるのか?うれしいの。」

「お母さま、おじいさま、おばあさま、よろしくお願いします。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

 その後は、みんなで将来のことを色々話し合いたかったけど、疲れたので早めに僕は部屋で寝ることにした。明日香も、一緒に部屋まで来てくれた。そして、僕がベッドに横になると

「将来のお母様ともう少し話してきます。」と言って、部屋を出て行った。

僕はそのまま、ベッドの中に潜り込んできたアーシャと朝までぐっすり眠ってしまった。











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