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主役マリナ・エンジェル

みんなが蘇生出来たとしたら命の価値は重くなるのだろうか?

 私の名はマリナ・エンジェル。15才の女の子です。私には重い重い病気があり、もうすぐしたら死にます。私には毎日毎日考えていることがありました。それは命です。命とはみんなの中に宿っている大切な物。


 そして命はたった一つだけの物。失ったら二度と帰って来ないし、この世に同じ命は存在しません。みんな一つしかない物。だから人間も動物もみんな、みんな大事にしないといけない。私はそう考えています。


 でも、この世に死者を蘇生させる能力をみんなが持ってしまったら命の価値は重くなるのだろうか? そのように考えると死者を蘇生させてしまったら命が帰ってくるので命の価値は逆になってしまうのではないか。そのように考えてしまいます。


 もしこの先私が自身で蘇生能力を持っていて死んでも簡単に蘇生してしまったら死なんて存在しなくなるし、命の価値も軽くなってしまうと思います。だからもし私が死んでしまっても蘇生はしたくないかな? でも死ぬのが一番怖いから蘇生したい気持ちもある。私が蘇生を認めたくても神様は多分蘇生を認めないよね?


 神様が死を絶対的な物として扱っているのだとしたらいつかは無のような存在にならなければいけないと言うことなのかも。死んだら無になるのかしら。死んでみないと分かりません。私は死を望んでいる訳じゃないけど死んだらどうなるのか考えたことがあります。でも考えたところで何も分かりません。


 私は健康的な体を手に入れることが出来なかったけど、両親やみんなが優しくしてくれたし凄い幸せいっぱいだったからこんな時に文句言ったら罰が当たるかな?


 私が思う死とは神様が生物の価値を高めるために与えた物なのではないか? 私はそう思った。そして死とは美しく宇宙のように儚い存在なのだと私は思ったのだ。


 最後になったけどお父さん、お母さん、私を生んでくれてありがとう。


永遠の命なんていらないってお話でしたね。それとこんな主人公みたいに両親に感謝出来る人間になりたいですね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 永遠の命というテーマを扱われた点 [一言] すこし主題とズレますが、人間の脳の容量としては、凡そ100年、一世紀くらいが限界なんですよね。 それ以上となると、キャパオーバーで、例え痴ほう症…
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