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住みにくい社会と言われているケド、変えていく未来が見えていないダケなのでは?

作者: みのむしの愚痴

今、日本は、住みにくいと言われている。


何で?と言われれば、働いても、給料が低いとか、お金が無いから、自由になれないとか友達がいないとか、人付きあいがめんどくさいなど、いろいろな話が出て来るし、いろいろな人が似たような事を言っている。


けど、ちょっと思い直して欲しい。


お金が無い理由は何?


人付き合いが苦手なのに、SNSがやめられない理由は何?


携帯が、手放せないのは何で?


ラインが鳴らないと辛いと言うのは何で?


そもそも、都会にしがみつく必要あるの?


必死に働いて、収入を得るという考え方を、疑問に持った事ある?


そもそも働くのは、何の為?


トヨタも、ナショナルも、ソニーも、ライブドアも、外側から見れば、起ち上げ時は、ブラックでしかないし、そもそも皆、雑草を食べて暮らしてたくらい貧しい時期を過ごして今の会社になっている。


じゃぁ、私たちが死ぬほど辛い思いをしていると思っているのは、何でなのだろう。

きっと、そこには、生きるために、生きるから働いているという人しかいないからではないだろうか?


正直、私は、今の職業は好きである。

別の職業に逃げた事もあるけれど、基本はこの仕事が好きである。


だから、何か出来ないか、いろいろと考える事もある。

この高齢化社会についても、今の社会そのものについても。


手取り14万でも、生きて行ける社会で無くなった事に気が付いていない。

国民が、貧乏になった事に気が付いていない。


何が原因だったのか、気が付いていない。


安倍総理が本当にやりたかった事に気が付いていない。


だから、マスメディアと、芸能は今切り捨てられたのだろう。


私は、就職氷河期。そして、失われた30年を生きて来た世代である。

この時代何が起きたのか、しっかりと見て来た世代である。


まず、企業が全て潰れ、アメリカを始めとした欧米に全て買いたたかれた。

その後、中国へと企業は転売されていった。


転売屋も、真っ青の転売スピードだった。

その中で、大量のリストラ、内定保留。内定中止が起きていった。


優秀と言われた大学生が、軒並み就職困難者となり、社会にあふれ、ブラック企業へと流れて行った。


給料は上がらず、貯蓄も上がらず。

土地は一気に値下がりし、海外の投資家が、日本の土地を買い、また転売されていった。

日本企業名の、中国投資の会社が、未だに日本の土地を大量に持っているのではないだろうか。


就職氷河期時代は、日本の金融も含めて、海外に本当の意味で食い荒らされ、先人たちが、負けるかの精神で、のし上がって来たその頭を、巨大な鉄の塊で粉々に打ち砕き、地面から腐らせて二度と立ち上がれなくした姿だと思っている。


今、メガソーラーで、田んぼも食い荒らされている。


食料危機が起きた時、私たちは、今の3倍の値段のお米と、今の2倍の値段の小麦を買わないと生きて行けない状態になると思う。


その中で、今までも、これからも、東京にしがみつく意味が分からない。

東京は、いっそ独立して、シンガポールのようになっても良いと思うのだ。


日本は、何もない、更地から復興して来た国。

日本人は、日本人であれと思うのだ。


いじめられれば、反撃して当然ではないか。

文句を言えば、殴られるのも当然ではないか。


人を傷つけるのは、傷つく覚悟のあるやつが行うべきなのだ。


私は、むかしいじめられていた。

くつも隠された。

画鋲も入れられた。

机も落書きされた。


田んぼにも落とされた。


だから、私は、いじめて来た奴の首を絞めた。

他の生徒が引きはがそうとしても、ずっとわめきながら首を絞めていた。


冷静に、ああ。このままだと、こいつ死ぬかも。

と思って、絞める場所を首から顎に変えたのもいい思い出だ。


反撃をして当然。

私がそうだったから。

誰も助けてくれないから。父親から、プロレス技を教えてもらい。

殴り方を教えてもらった。


SNSでも、言えると思う。

人を傷つけるのは、傷つく覚悟が必要なのだ。


その覚悟を持たずに吐き捨てるから問題となる。

吐き捨てた唾は、二度と飲み込めない。

なら、その唾で足元が滑る覚悟は必要だと思うのだ。


私たちは、欧米に。未だに続く白人至上主義に真っ向から勝負をかけても良いのではないだろうか。

欧米の後を追う必要が何処にあるというのか。


最近、税収が少なくなった来たのか、今、給料を上げようとしたり、氷河期世代に、仕事をあっせんしたりと必死になっている国の政策を見ていて思う事もある。

私たち40代はそんな事を望んでいない事に気が付いて欲しいと思っている。


私たち40代は、今の子供たち。

今の20代、10代が、昔の通りに、ボーナスに200万をもらい、給料が普通に手取り40万を超える社会に戻って欲しいと願っているだけなのだ。


そのために、膿は大分出ていったと思っている。

マスコミを見ていて、本当に笑いしか出なかった。


重役や、どこかの会長が逮捕され、捕まり失脚するたびに、政治家を親の仇のように叩いていたマスコミが、一人捕まる度に、どんどん報道がたんぱくになっていっていた事を思い出して欲しい。


ひっかきまわして、国を売り渡そうとした人達はいなくなった。

日本と言う国を食い荒らされ、稼いだお金が全て海外の投資家と、海外の親会社に流れる仕組みを作られてしまった以上、本気で法律から憲法から変えてしまわねば、立て直す事は出来ないかも知れない。


なら私たちが、再び0から建て直せばいいと思う。

私たちは、まだギリギリ覚えている世代だと思うから。

昔の日本人の精神を。


その為にも、私が願う事二つだけである。


一つ目は、死を切り離してはならない。

人は死ぬ。いつか死ぬ。

その死を病院に、施設に切り離してはダメだと思う。

死を家に戻さなければ何も始まらないと思うのだ。


人は死ぬから、生きようとする。

死を見るから生きようとする。


目の前で死を見てショックを受けるから、子供を作りたくなる。

報道や、SNSの言葉での死ではなく。


目の前で、死を見たとき人は生きようと思えるのだろうと考えてしまう。


看護師や、介護士が性欲が強いと言われるのは、死が身近にあるからだろうと思う所がある。

そういえば、医者も、性欲の強い方が多いですね。


死が身近にあれば、生を考える。

生を考えるから、死を恐れる。

死を恐れるから、生きようと思える。


人が、宗教に頼っている考え方を、元に戻す事が必要だと思うのだ。



二つ目に、自分より、次代を。の考え方を復活させる事だと思う。


次代、つまり、自分の子供、今の子供達。次の世代。

昔から、日本は、自分優先の考え方は無かった。

家 を中心としか考え方だった。


それを、悪と言う人もいるのは知っているけれども、日本は、ただ、子供を生かそうと必死になる社会だったと私は思うのだ。


自分は食べれなくても、子供には良い教育を。

自分は、泥水をすすっても、子供は笑って生きれる環境を。

自分は雨に打たれても、子供は雨に濡れない家を。


自分の首がなくなろうとも、せめて子供だけは生きていける社会を。


武士道の、全ては、家。つまり、子供にすべて詰め込まれていると思っている。

子供が後を継ぎ、その子供が後を継ぎ。

子孫の子孫が、笑って過ごせていられるのなら、それは自分の勝ちであるという考え方。


誰が生き残れるか分からないなら、子供をバラバラにして、誰か一人でも生き残ってくれれば良いと言う考え方。


自分はいかに苦渋を舐めようと、どんなに辛い思いをしようと、自分の子供、自分の次の世代、子供達が笑っている世界を作りたい。


日本人は、その一点のみ考え方が一致していたのだと思う。



今は、自分がよければいいや。

自分。自分。自分。

他人より自分。

自分だけのたった一つの花を咲かせと言う。


違う。日本人はそうではない。

たった一つの花を咲かせたのなら、その花が未来永劫、毎年毎年咲くように、努力するのが日本だったはずなのだ。

その花を子供にそのまま渡せるために努力するのが日本だったはずなのだ。


子供のために。子供のための社会を。

子供が子供であれる社会を取り戻し、子供のために。言い換えれば、全ての国民が未来のために、努力する国になれば、日本は、もう一度 江戸 という、200年続く都市が作れるのではないかと思うのである。


次代に引き継げるための政策を。

次代が栄えるための法律を。


次代に胸を張れる生き方を。

今からでもしていきたいと思う。


草の根っこを食べてでも、開拓という偉業をやりきった偉大な先人の、開拓民のように。

小さな一歩から始めていきたいと思っている。

安倍さんが亡くなられました。

本当にお悔やみ申し上げます。

これから先、日本は巨大な闇に包まれると思います。

少子化、高齢化、大量移民、海外からの大量移住。

働ける世代が、全人口の三分の一と言う、笑えない社会が来ます。

駄目と言おうが、おかしいと言おうが、死ぬ時期を考えてくれと言われる社会は来ます。

幕引きは、自分でしてくれと言う社会は来ます。

ならその時。

笑って逝ける社会を。子供に見送ってもらえる社会を作れたらと思うのです。

あらゆる国の人間を引き受けようとも、日本は、日本であって欲しいと思います。

地震と、噴火と、台風と、人間をあざ笑う自然と付き合って来て、自然を神と思うようになった日本が続いて欲しいと思います。

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