一章『王女様と異世界』8
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第九話です
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とりあえず、メッセージカードは置いてくとしてまずは腹拵えだ。
この世界の料理は旨い。なんというか手が込んでいるのだ。
アマゾーンでの料理とは殆どが丸焼きとか蒸すとか生とかそんなぐらいしかしなかった。
しかし、彼らは調味料や調理法を駆使し様々な料理を作り上げる。初めて食べた時は衝撃的だった。私達が食べていたのはただの豚の餌のようなものだと思い知らされたな……
ただ、一つだけ納得いかないことがある。それはマナーというものだ。
ナイフとフォークを駆使し食べなくてはいかん。手掴みで食べたその日には母上から大目玉を食らわせられることだろう……というか、記憶が戻り始めた時にそれをやってかなり怒られたことがある。あれはなんだろう……前世の母上を彷彿させる凄みがあった。母とは怖いものだと改めて理解したっけなぁ……
食堂に着くと我が兄でメルクローラの次期当主、ハウゼン・メルクローラと弟のセウジ・メルクローラが先に食卓にて座っていた。
「やあ、レイネシア。おはよう」
「あ、姉様。おはようございます」
「ああ、兄上、セウジ。おはよう、今日は早いのだな」
「まあ、僕は会合があるからね。セウジの方は――」
「あ!兄様!言ってはダメです」
「おおっと……秘密だったか」
兄上ハウゼンは二十二歳で弟のセウジは十歳だ。年は離れてはいるが仲が大変よく微笑ましい。
思わず私はクスリと笑ってしまう。
まあ、兄上にセウジが口止めをする理由は言わずともわかる。セウジのことだ。おねしょでもしたのだろう。全くおねしょ癖は直っていないのだな。可哀想なので言わんでやるが……
「あまり、からかわないであげてくださいよ、兄上」
「すまんな、可愛い弟なのでな。ついな」
「もう!兄様は、そうやって」
「すまんすまん」
膨れっ面でパンを頬張る姿はなんとも愛らしい。
私がセウジの姿に見とれていると兄上は思い出したように私を見向く。
「そういえばレイネシア、君宛に手紙が来ているぞ」
そう言って封筒をラプスに渡す。
ラプスは何か入っていないか確認した後、印を確認する。
ドラゴンと楯と剣の入った封蝋印だ。これは王家の紋章だと理解する。だとすれば自ずと誰かわかった気がする。
兄上は手紙を渡した後、『返事を待つとさ』と言って食卓を後にした。
兄上よ、誰からかわかって私に手紙を渡したな!
誰が書いたか確認する。
そうすると案の定差出人は、『我が未来の―――』と続いた文字が見える。
私は気を落として頭を抱えた。
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ラプス・アントリーの頭の中をちょっと書いてみました。
前回、ラプスがレイネシアを見てどう思っていたのか...
ラプス『キャアアアアアアアア!レイネシア様がレイネシア様がお裸で!私の眼前に~!なんと凛々しい……堂々としていらっしゃる……はぁ~……もう!抱いて!抱かれたい!もう私を滅茶苦茶に―――は!いけないない!私!しっかりしなさい!早くお着替えさせなければ!でなければ誰かにこの姿を見られてしまう!この光景は私の物だ!であれば速攻でお着替えしなくては………後でシーツ変えるときに匂い嗅いでおこうっと』
そう、彼女はレイネシアを尊敬するあまり変態になったのだ。




