一章『王女様と異世界』3
読んで頂きありがとうございます!
第四話になります!よろしくお願いいたします!m(__)m
※誠に勝手ながら後半部分を書き直しました。お手数ではありますが読み直してもらえるとありがたいです。
誠に申し訳ないです
私は気持ちを切り替えようと深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。
『すいません、少々取り乱しました』
『いや、何我も少々からかいすぎた。お互い様だ』
全くだ。これ程の恥辱、生きてる時に遭えばそれこそ剣で喉をかっ切る所だ。
気疲れか溜め息が溢れる。
『しかし、遅い。アレースめ、何をやっているのだ?』
少し苛立ち混じりに不機嫌な様子でハーデス様は肘を着く。
確かに遅い気がする。私がここに来てからかなり時間が経つはずだ。
父上は一体何を……
と思っていた瞬間、天の方から何やら叫び声が聞こえた気がした。
気になって天を仰ぐとそこには……
『ペーンテシーレーイアー!!』
と叫ぶ何者かが物凄いスピードで落ちてくるではないか。
『え!?ちょっと!あれは一体―――』
いや、なんとなくわかるぞ。
私の勘が告げている―――
『ああ、やっと来たか……まあ、あれだ。気の毒だがお前が思っている通りだ』
ハーデス様そう言って椅子ごと後方へと退避した。
いや、待ってください!逃げないでください!たぶん、このまま落ちてくれば―――
と考えた矢先、落ちてきたものは見事私の乗る舟に命中し、その威力からか水柱を立てて、水しぶきが上がり、大波を起こし、大きく舟を揺らす。
普通ならば大怪我いや死んでいるだろう。
しかし、あれほどの破壊力がありながらも私はバランスを崩した程度で済んでいた。
痛みや怪我などは全くない。それはやはり死者なのだからだろうかと思ったがそれどころではない。
『ペンテシレイア!すまぬ!すまぬ、ペンテシレイア!』
気づけばそこには赤髪に褐色の肌を持つ身長は2メートルはあるだろうという大男が私に抱き付いているからだ。
『な、なんだ!離せ!離さぬか!』
私は大男を無理やり引き剥がそうと奮闘するが全くびくともせず、それどころか私の腹で顔を刷り寄せてくる。
私は身の毛が逆立つ感覚を覚える。
『ペンテシレイア!ペンテシレイア!』
『嫌!助けて!ハーデス様!ハーデス様!』
ハーデス様は少し遠くの方から手を振るだけだった。
骸骨なのになんとなく表情がわかる。あれは楽しそうだ。なんだかすごく楽しそうだ!
ハーデス様は頼りにならないと理解した私は必死で抵抗する。
『やめ!やめろ!やめてくれぇ!』
男は私の話を聞かずに抱き付いた腕を剥がそうとはしない。
私は一か八かに賭けて足を思いっきり蹴り上げる。
するとどうだろう……
大男は『ハッ!あ、あぁ!』と奇妙な悲鳴と共に私から離れて泣きそうな顔で金的を押さえて倒れる。
どうやら、私の賭けは良い方に廻ったらしい……
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