一章『王女様と異世界』11
遅れてすみません!m(._.)m
第十一話です!
この世界には学校という施設が存在する。
勉学や魔法、武術等を学ぶことの出来るという。
学校に通う生徒の殆どは貴族階級であり、将来的には国を守るための騎士なったり、魔導師、軍略家、はたまた単純に家を継ぐ為に学校へ通っている者が殆どだろう。
しかし、私は学校へ通う必要性を感じていない。
勉学は家庭教師がついている為全く問題ではないし、魔法も家庭教師がいてそれ以上学ばなくとも正直ある程度使えたらいいと思う程度であるし、武術の方は寧ろ前世のお陰で学ばずとも一通りの武器なら扱える。
なので学校へ行くメリットがないのだ。
だがしかし、父上がせっかくよかれと思って提案してくれたのを蔑ろにするのも気持ちが引ける。
父上には日頃から世話になっている。少しぐらい父上のいうことを聞くのもいいのではないか……
そう思うと少し悩む。
今の生活になんの不満もない。しかし、このまま過ごすのも勿体ない。学校にはいろんな人々が通うと聞く。少し刺激を求めて通ってみるのもありか……
だが、そもそも何故父上は学校へと?
私は疑問に思った。
「どうした、レイネシア。もしかして嫌……だったか?」
父上は心配そうに声をかける。
「いいえ、父上。そうではないのですが……ただ、疑問がありまして」
「疑問?」
「はい。そもそもな話なのですが、何故唐突に学校へ通わないかと仰ったのかなぁと思いまして」
私は父上に疑問を投げ掛けてる。
すると父上は『なんだ、そんなことか』と一言添えて穏やかに笑いかける。
「単純な話さ。お前にもっと色んなことを見て貰い知ってほしいと思ってな」
「色んなこと……ですか?」
正直ピンと来ない。色んなこと……か。
フム、全くわからぬ。
「レイネシア、お前は日頃から領内から出ようとはしないからな。出ても狩りに行くか、社交の場で他の貴族達の対応ぐらいでないか。それでは息が詰まると思ってな。どうせなら同世代の者達との交流や少しお前の視野を広げて貰おうと思った次第だ。」
「なるほど、そういうことでしたか」
なるほど、私はどうやら年相応の対応をしていなかったようだ。
同世代の者達との交流、か……
私の外見は16の乙女ではあるが中身は大人だ。
正直、学校に同世代の者等いないに等しい。
同い年(この世界の年齢で)ラプスの話にも時折ついて行けないのだぞ。
しかし、父上が言っていることにも一理ある。
確かに私は視野が狭まっていたのかも知れない。
今の生活に慣れて、いつしかこの世界を見て回りたかったことを忘れてしまっていたのかもしれないな。
怠惰か……戒めなければ……
「わかりました、父上。私は学校へ通いたいと思います」
「おお、そうか。ならば、こちらで編入の手続きをしておく。寄宿学校であるからな、準備をしておけ」
「わかりました。父上、ありがとうございます」
私がお礼をいうと父上は少し頬を緩め手を挙げる。
少し照れ臭そうな父上の顔を見て私はその場を後にした。
さて、今日から忙しくなりそうだ。
手紙は書かなくてはならないし、学校への準備をしなくてはならない。
そういえば寄宿学校と父上は言っていたな。
……寄宿学校とはなんだ?後でラプスにこっそり教えてもらおう。
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