一章『王女様と異世界』9
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私の様子を見てセウジは『姉様、大丈夫ですか?』と心配そうに私を見つめるが、私は『問題ないよ』と笑顔で返す。まあ、大丈夫ではないのだがな、弟に弱い自分など見せたくないのでやせ我慢したまでだ。
セウジは少し納得のいかなそうな顔していたが稽古があるということで食卓を後にした。
セウジが立ち去った後私は深い溜め息と一緒にテーブルに顔を伏せる。
「行儀が悪ですよ、レイネシア様」
隣にいるラプスに叱咤させるがどうでもいい……
私は今とても憂鬱なのだ。
ただ、こうしていても何も始まらないし終わりもしない。
気が進まないが手紙を手に取り差出人を確認する。
そこには『我が未来の妻へ ~愛すべき君の夫アインツより~』とラメの入った字で書かれてあった。
心底げんなりとした気持ちが込み上げてくる。
寒気もする。
この手紙の差出人、アインツ・ベッヘン・ドゥ・ルトティアと言う。ドラゴンと楯と剣の描かれた封蝋印、そして彼の名であるルトティアがあること―――――
彼は何を隠そう、このルトティア王国の王子である。王位継承権は第三位の第三王子、アインツ・ベッヘン・ドゥ・ルトティアその人だ。
ついでに言うと今私の悩みの種である贈り物とメッセージカードも彼の仕業だ。
しかし何故、国の第三王子が私に手紙を寄越すのか……
それは去年の冬の月だった……
王城での社交界に招待された私はあまり気乗りはしなかったが仕方なく父上の付き添いで出ることにした。
その時にたまたま一緒に踊ったのがアインツ王子だ。
どうやら彼もまた私に一目惚れしたらしく、それから毎日のようにアプローチをかけてくると言うわけだ。
なんとも傍迷惑な話だ。
一目惚れなんぞただの気の迷いだろうに……
これでも一度は求婚を断ったのだ。しかし、彼はかなりしつこく私が書いた倍の量の手紙を送りつけてくる始末だ。
なのでしばらく返事を書かずにいたのだ。
すると今度は贈り物を贈ってくるのだ。しかもメッセージカード付きでだ。
そのメッセージカードにはなんと書かれていたと思う?
『あぁ、我が女神よ!僕に永遠の愛を授けたまへ』
『君の美しさに酔いしれたい』
『レイネシア、僕の胸は君の愛で満たされていたい』
・・・・・・
思い出すだけで胸焼けしそうだ……
その後、丁寧に燃やしたのは言うまでもあるまい……
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