↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/65

第54話 イオ第2学園に入学・9

ここ毎日アクセス数が凄いです!

読んで下さる読者様ありがとうございますm(_ _)m


これからも日々精進の精神で面白くなるよう頑張りますね!



「ハヤトにぃ起きて〜夕ご飯だよ〜」


 俺は自室で休んでたら寝てしまっていたようだ。ミレニーがご飯の知らせで起こしてくれた。


「わかった、今起きるから」


「今日は豪華だよ? ママが『絶対ハヤトちゃん達なら合格するから』って奮発してお買い物したみたい」



 ふむ、それは楽しみだ。

 俺はミレニーと一緒にリビングに移動する。リアンは既にテーブルに着いていた。


 確かにこれは豪華だな。テーブル一杯に並べられた料理の数々は、普段ではお目にかかれない程に美味しそうな品々ばかりだ。



「おはようハヤトちゃん。そして二人とも、合格おめでとう!ママ、今日は合格祝いで奮発しちゃった!」


 メニルお母様はとても嬉しそうに言う。


「ありがとうメニルお母様」

「ありがとうメニルさん」


 俺とリアンがそれぞれお礼を告げる。それに対してメニルお母様は頬が緩んだまま口を開く。


「じゃあさっそく食べましょうか!」


「あれ? クラガお父様は?」


「言って無かったかしら? 今日はどの学園も入学試験だったから、パパも警備として泊まり込みのお仕事なのよ」



 なるほど。そう言われれば確かに警備をしている騎士が多かった気もするかも。初めて行く街だったし、特に気になったりはしなかったが。



 なら気にせず食べるか。


「「「いただきます!」」」


 俺とリアンとミレニーが食事の挨拶をし、メニルお母様が「召し上がれ!」と言って食事が始まる。


 おぉ……美味い! それに俺の好きな寿司まで用意されている! これは箸が進むな。



 こうして俺は家族でいつもより豪華な夕飯を食べた。その後はお風呂に入る。ちなみに2年くらい前から俺はお風呂に1人で入るようになってたりする。


 その頃にはちょっとね……下の亀さんが反応するようになって来ちゃってね……流石に自重したのだよ。



 ミレニーとリアンはいつも二人でお風呂だ。羨ましい。凄く羨ましい。俺も一緒に入りたい!



 皆がお風呂を済ませてから、俺はリアンの自室をノックする。中から湯上がりで少し色っぽいリアンが出てきた。


「どうしたのハヤトくん?」


 お風呂上がりで暑いのか、服装も薄手なんだよな……いやまぁいつも見てるんだけど、いつも興奮してます。


 …………はっ! 違う、そんな事を考えてる場合では無かった。油断すると亀さんが反応してしまうから気を付けねば……


 俺は煩悩を振り払うように頭を振り、要件を伝える。



「明日、師匠に会いに行こうと思う。それで合格の報告とは別に、サーシャ・ナーギストの事を話そうと思ってるんだよ」


「うん、良いんじゃないかな? ユーエさんなら、あの白衣のお姉さんに配慮してくれそうだしね」


「リアンもそう思うよな。それでリアンも一緒に来るだろ? 報告した後は入学準備として買い物もしなきゃないし、一緒に街を周るのが良いと思うんだけど」



 俺がそう言うと、リアンは突然顔を真っ赤にしていつもの独り言を呟き始める。


「……え? ……それって、デートだよね? 二人きり……どうしよう、オシャレな服を着て行かなきゃ。でもそれだとかえって意識してるみたいでハヤトくんに引かれちゃうかな? ……じゃあいつも通り? でもでもデートだし…………」


「また心がダダ漏れだよリアン? デートとも言えるからオシャレしても良いんじゃない?」


 俺の言葉でハッとするリアン。そしてオロオロしながら言葉をゆっくりと紡ぐ。


「また……あうぅ…………うん、オシャレ……する」


「じゃあ明日、一緒に師匠に報告してからデートで決まりだね」


「うん……デート……」


 リアンの顔が蕩けているな。本当に可愛い子だ。


「じゃあおやすみリアン。また明日」


「……おやすみ、ハヤトくん」



 俺はそのまま自室に戻り、その日は眠りに就いた。






「…………ここは……」


 気付いたら俺は見覚えのある場所に居た。目の前にはドラム式洗濯機のような機械がある。その中では前に見た通り、人間が回っているのだ。



 そして……その機械の前に居る真っ白な翼を持った少女。


 まさか、俺は死んだのか?


 そう、この場所は俺がこの世界に来る前に見た景色。そして目の前の少女は女神様だ。



「死んでませんよ? お久しぶりですね橘一輝(たちばなイツキ)さん。いえ、今はハヤト・ヴァーチさんですかね」


「そういえば、ここは心の声が女神様以外はダダ漏れなんでしたね……それで、今の俺ってどういう状況なんですか?」



 俺はどうやら死んではいないらしいが、だとすると何故ここに居るのだろうか。


「ハヤトさんは現在睡眠状態です。細かい説明は出来ませんが、一つアドバイスをしようと思いましてお呼びしました」


「アドバイス?」


 このタイミング……もしかして、サーシャ・ナーギストと会った事が関係しているのか?


「まさにその通りです。サーシャ・ナーギスト……あれは紛れもなく神です……ですが、少し問題のある神でもあるのですよ」



 そりゃ見てわかる。あれが問題無かったら人類のほぼ全ての人間が問題無いだろう。ていうかあの自称神は本当に神だったんだな。


「それで君にするアドバイスですが……細かい事は伝えられません……ですが、魔法祭には出ないと確かにあなたは後悔します」


「サーシャの言う事は間違っていないと?」


「この件に関して言えば間違っていません。でも、その時にサーシャがどう動くのかは予測出来てません。だから気を付けて下さいね?」



 何を気を付けろと……まぁよくわからないけど色々と気を付けてれば良いか。あのイカれ神が本気になったとしたら、俺が何か出来るとも思えないけどな。



「それと、これはプレゼントです。あなたの人生に幸多からん事を願います」


 そう言った女神様から俺は真っ白な羽根を一枚手渡される。

 その羽根は光り輝き、俺の胸へと吸い込まれた。



「そろそろ時間ですね……デート、楽しんで下さいね?」


 最後に女神様からそう言われた気がした。


 気付くと俺はベッドの上で、窓からは朝日が差し込んでいる。


「朝か……」



 夢の事も気になる。でも結局は魔法祭に出なければ何もわからないのだろう。

 サーシャも女神様も、細かい事は何も教えてくれなかった。



 手渡された羽根の事も結局説明されてないし……一体何が待っているのやら……考えても仕方が無い、か。


 よし、切り替えて今日はリアンとのデートを楽しもう。

明日も同じ19時頃に更新予定です!


TwitterのID

@akira_kouno0918


面白い!先が気になる!と思って下さる方は良ければブックマーク・感想・レビュー・評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。