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十月の2

後書きにそれぞれの書いた理由置きました。

自分のことなんて大体が省みないから、その反省と確認とか兼ねて。

今日は天使の日だと言うから

わくわくと空を見上げていた

空から舞降りてくる天使様は

さぞ絵になるのだろうなぁ!

子供のような純然とした期待

浮かれた心ふと気付いた僕は

いつのまにか雲を突き抜けて

包み込むような光の中にいた


・・

手を止めるな

吐きそうになる

感情のうねり

若さのたけりを

心の叫びを

そのありったけを

かきつづれ

真っ青なまでの

滾る感情の臨界点

それさえも終止符には遠い

描けよおのれ

血を撒き散らせ

鋭く青い終止符に


・・・

誰か見てくれ俺はここに居るぞ

吹き荒ぶ風は強く身を切り

何処までも透き通った空気は

吸うだけで心をもみくちゃにするが

まだ立てているんだここに居るぞ

そんな声が雨風に混じり

聞こえた気がした

詩のような妄言のような

さして興味もわかないなぁ

と僕はカーテンをしっかり引いて

ごろりと転がった。


・・・・

風が吹く

酷く冷たい風が吹く

逃れられまいと睨みつけ

恐れをなして隠れれば

満月が暖かさを投げかけ

投げかけてやってるんだと

どこか恩着せがましくて

冬の鉄の冷たささえ

心地よく思えてぼくは

道路をひた走る

道も靴も息も体も

己以外の何もかも

助けてなんて言ってやしないのに

それがいやだ


・・・・・

ぴちゃん

曇天を見上げた

朧げな思考の輪郭を

撫でるような風を

ぴちゃん

触れたのは涙か

くだらない言葉か

はらりと葉は舞う

ぽつぽつとうとうと

雨がおりてきた

瞼をおろそう

そこにあるのは

ないまぜの感情だ


・・・・・・

薄暗い水底を往く

仄かな光

鮮明な泡が反射する

記憶と知識

体外に出入りする糸が

結び付いてた

引き摺られながらも歩く

求む魚はあぶく

捕らえるのは至難で無為だ

人は辺りに居ない

ここまで追い縋ったのは僕

誰にも渡すものかよ

その先で誰かの足跡を見た

愕然と震えてしまう体

まだ歩く諦めはない


・・・・・・・

生きる目的だとか、そんな大層なものはきっとどうでもいいのだと、たまに思う。そんな思い、思考さえも自身の本心かさえ分からないのだから考えるだけ無駄なのだろうけど、考えることをやめたら思考の糸が切れてぱたりと消えてしまうんじゃないかな、なにも分からないけれどきっとそうなんだと思う。


・・・・・・・・

本を読むのが好きでジャンルも気にせずとにかく貪っていると何か困るようなものが膨れ上がり紙へパソコンへ向かえ向かえと急かされるような気になるからそういった時はお前は何も作れないよと鏡に向かって言ってやるとぐしゃぐしゃな顔で鏡中のそいつはそうだねと返すので一安心できるからおすすめだ。

・なんだったかな、天使の日上旬にそんな日があるそうですよ。

・・は何も思いつかなくて目に入った好きな漫画から安直に書き出しました。

・・・描いてる途中で急に冷めて興味が失せたやつ。

・・・・何もかも敵だったらとか考えたのでは、書いた人も分かんないです。

・・・・・雨が降ってたからじゃないかな。最近天気悪いね。

・・・・・・仄暗い水の底からがどうしても頭を掠める。ダーク・ウォーターしか観てないです。

・・・・・・・何にもわかんねえなあって気持ちを字数の限り書こうとしたんじゃない?

・・・・・・・・急に酷く愚劣だなぁと思ったから書いた。最後に置いたのはこれが〆だと少し後味悪いでしょう?

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