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五章 第10話 図書館の出会い ★

 オリエンテーションの翌日から始まった授業は、思っていた以上に退屈だった。というのも俺とエレナがレメナ爺さんに施された教育は入学試験の範囲をわずかに超えるものだったのだ。明確にどこの範囲と指定できない以上、例年の範囲に少し上乗せして勉強するのは当たり前。そう思うかもしれないが、あの老賢者の出題範囲は最初の学年の夏休みまでをカバーしていた。教科書を配られてぱらぱらとめくった時の俺の驚愕といったら……。

 まあ、夏まではその先の勉強をする猶予を作ってくれた、とも取れるかな。親心なのかもしれないし、あんまり言わないでおこう。


「それでは第一回の水魔法座学を始めます!」


 今は午後の2限目で科目は水魔法についての座学。担当する先生は担任でもあるヴィア先生だ。小さい背丈をカバーするためにとても長い指示棒を持っている。


「今日はまず魔法の基礎的な知識の確認です。どんどん当てますけど、わからなかったら素直に言ってくださいね。まだ入ったばっかりのみなさんにとって知らないことは恥ではありません!」


 黒板の下に頑丈そうな踏み台を置いてからヴィア先生はそれに上る。上の方まで書こうと思うとそうした工夫が必要なのだ。


「まずこの世界には魔力というものが溢れています。これがない場所はほとんどありません。人工的にそういう空間を作ることも可能ですが、自然界ではダンジョンにとーっても低確率で存在するくらいです」


 地上じゃ知られていないことだが、魔力は神々が行使する神力の残り滓だ。そのため神力によって全てが生み出されたこの世界には魔力が満ち溢れている。大きな木から彫刻を作ると周りが木くずだらけになることを考えると分かりやすいかもしれない。その木くずでも魔法という強力な力になるのだから、大元の神力がどれほどか推して知るべしといったところでもある。


「魔法はこの魔力を使って起こします。ただし周りにある魔力はそのままでは使えません。はい、ではアベルくん!どうしてでしょうか?」


 勢いよく振り向いた先生にびしっと指示棒で指されたアベルは椅子から立ち上がり、一つ咳ばらいをしてから引っかかる様子もなく答える。


「体外にある魔力とは繋がりがないからです」


「はい、正解ですね。魔力を魔法にするためには意思を伝達しなくてはいけません。スキルを得てからも繋がりのない魔力を操作することはできません。なのでわたしたちは魔法を使う前に魔力を取り込む必要があります」


 うーん、若干語弊があるな。

 繋がりがない魔力を操作することは確かにできないが、別に体内に取り込む必要はない。俺の魔力糸のような外部端末を生み出して周囲の魔力を把握することも可能だし、そもそも魔力親和性が高ければ体外の魔力に繋がることもできる。エレナはあまりの魔力親和性の高さに魔力を無意識で引き寄せたりするが、あれは取り込まなくても繋がりを得て操作しているからにほかならない。


「その代わり一度取り込んだ魔力は外に出してもある程度繋がりを保てます。使える魔法の大きさはこの魔力に依存するので、多く取り込める人は大きな魔法が使えるわけです」


 ここで体外に出した魔力を魔力糸のように端末として使うとその付近の魔力も管理下における。そうすることで実は体内に取り込める以上の魔力を使った魔法も行使が可能だ。エクセララの研究者が編みだしたこの考え方が普及しているおかげで、あの都市の魔法使いたちは軒並み上位魔法を使える手練れになっている。


「それでは次に魔法の属性についてです。人には魔法適性がありますよね?どうして属性に偏りがあるのでしょう。はい、ビクトリアさん」


「え……わ、わかりません」


「正解です!」


 突然当てられた上にそんなことを言われたビクトリア嬢はキョトンとした顔で固まった。


「なぜ人によって魔法適性に偏りがあるのかはまだ解明されていない謎なんです。意地悪な質問をしてごめんなさいね」


「い、いえ」


 ようやく意味を理解して彼女が席に着く。それを見届けてからヴィア先生は黒板に属性を書きだした。


「火、水、風、土と雷、氷、光、闇の8属性が魔法にはあります。わたしたちは取り込んだ魔力を魔法適性に応じた属性に変えます。属性を持った魔法を使うためには同じ属性の魔力を使わなければいけないからです」


「属性を持たない魔法もあるんですか?」


「レイルくん、いい質問ですね!もちろん無属性の魔法はあります。でも属性を持っていることで魔力は強い力を得るので、逆に言うと無属性のままではあまり強くないんです。攻撃魔法も防御魔法も、生活に関係するものもほとんどが属性を与えることではっきりとした効果になるんですよ」


 無属性魔法が流行らない理由の一つがその威力の低さ。魔力の刃を飛ばすより風の刃を飛ばす方が物理現象を伴うのでよく切れるように、全体的に干渉力が著しく低いのだ。しかしその分繊細な魔法になるし偏りを持たないメリットもあるので、俺は結構好きな魔法でもある。


「ちなみに先生の適正は水と風ですが、多少なら他の属性も使えます。さて、これはどうしてでしょう?アクセラさん、答えてみますか?」


 ご指名を頂いたので立ち上がり、少しだけ考えるそぶりを見せてから答える。


「触媒で魔力に属性を与える?」


「正解です!これを満点で返されるとは先生も思いませんでした。」


 本当に驚いているらしく小さな拍手を贈ってくれた。


「魔石は魔物の中にある魔力を宿した石のようなもの、ダンジョンクリスタルはダンジョンで生成される魔力の結晶体です。どちらも属性を帯びています。これに魔力を通すとなぜか魔石やクリスタルの持つ属性に魔力が変わります。これを利用すると先生自身が変換できない火属性や光属性の魔力を得ることができ、それを使って魔法を発動することもできるのです」


 ただし自分で発動するより雑になりますから気を付けてくださいね。そう後に付け足したヴィア先生は懇々と触媒を使った魔法の欠点を列挙していった。触媒を使うと注いだ魔力より少ない魔力しか得られない、属性を変えられても使う方法をしらなければ意味がない、適正以外のスキルはまず持っていないので発動を全て手動でしなければいけない、触媒は摩耗が早くて単価が高い……なにか恨みでもあるのかというほどのネガティブキャンペーンだった。


「とまあ、触媒を使った魔法は割に合わないので少なくとも2年生になるまで止めておきましょうね」


 もしかすると何か過去に触媒を使って事故でも起こしたのか。それなら基礎が出来上がるまで使うなと言う意味も分かるが。その意味じゃさっきのネガキャンは大成功だ。クラスが軒並み引いている。


「さて、今度は一般的な魔法の発動について見て行きましょう」


 何事もなかったようにヴィア先生の授業は続く。内容は詠唱とスキルによる魔法発動。旧来の常識通り魔法の発動は詠唱に寄るところが大きいという説明だった。

 レメナ爺さんのやり方はやっぱり革新的、あるいは知られていないわけだな。

 エクセララの魔法理論や雷嵐の賢者の指導内容は、現在のユーレントハイムの魔法に対する理解を超えている。具体的に言うならこの国の知識はエクセララ建立の頃と同じくらいなのだ。あっちじゃ俺が生きていた間はもとより、死んでいる50年でもっと研究が進んでいるだろう。そして「魔の森」の西側じゃその知識を輸入する国が増えている。ロンドハイム帝国も自ら研究を進めている。

 それなのにスキルによる時代の停滞のさなかにこの国はある。レグムント侯爵が急進的にコトを運ぼうとするのも納得だ。

 布教はこの国を中心に始めた方がいいと、俺は確信した。もし「魔の森」を迂回して何処かが戦争をしかけてきたら、この国はひとたまりもない。あっという間に蹂躙されてしまうだろう。それは許せない。

 まずは授業の後、先生に賢者式について意見を貰ってみようかな。ヴィア先生は頭も柔らかそうだし。


 ~★~


 ヴィア先生の魔法の授業が終わってからわたしは図書館に向かった。アクセラちゃんは先生に何かお話があるとかで今は別行動。たぶん質問じゃないと思うけど、なんとなく意地悪な雰囲気がした。ああいう顔の時は相手がものすごく頭を悩ませるような課題を出すのがアクセラちゃんだ。わたしも小さい頃から難題を出されて一晩中悩んだことがある。


「わぁ」


 本棚に埋め尽くされた建物のなかを歩きながら小声を漏らす。学院の図書館は教員棟と研究棟から同じくらいの距離にある独立した建物で、わたしたちの暮らしてる寮よりも大きい。そこに本棚が所狭しと並んでるのは壮観だ。それにお屋敷の書庫と違ってとても明るい。


「あ、こんな本まであるんだ……」


 今日は探し物や調べ物にきたわけじゃない。ただ学院の図書館がどれくらいすごいのか、どんな本が置いてあるのかを見たいだけ。


「文学3に魔法4、それ以外の専門的な内容が3かな」


 薬学や戦闘の本全てまとめても魔法についての本より少ない。4階建てのほぼ全部が本棚だから総量を考えると3割でも十分多いのだけど。

 でもこれだけ充実してたら研究がはかどるね!

 趣味としてわたしは魔法の仕組みを研究してる。より効率的な魔法の組み方と、逆に複雑で時間のかかる魔法の組み方。

 まず効率的な魔法については一つの結論がエクセララでは出されてる。簡易でありながら詳細なイメージをつくればいい。まあ、そんな簡単にできるなら苦労しないって話だけど。だから一番いいのは最もイメージしにくい部分をピンポイントに詠唱することだとわたしは思う。どこを詠唱するかの選定が難しい。

 複雑な方の研究は魔法の別の側面に目を向けたもので……あんまり進んでない。そもそもこっちの研究はエクセララでもしてる人がいないみたいだし。

 一方でお仕事としての研究もある。リオリー魔法店の商品開発部研究主任エレノア=レノンという肩書でのお仕事。最初はアクセラちゃんと2人で開発を担当していて肩書も開発主任だったけど、最近はわたしが研究してアクセラちゃんが開発をしてる。だから肩書も研究主任になった。


「せっかくだし借りようかな」


 入り口で教えてもらったルールは4つ。うるさくしない、本をよごさない、借りるのは5冊まで、貸出期間は2週間までだけど予約がなければ延長できる。とりあえず文学を1冊と魔法関係を3冊、目についた物を1冊借りることにする。


「まずこれとこれと……あ、魔眼についての専門書がある」


 魔眼はスキルじゃないから解明が遅れてる。スキルならステータス欄から簡単な説明が見れる。魔眼は見れないから持ってる人への聞き取りでしか調べられない。とどめに魔眼を持ってる人はとても少ないのだ。


「むぅ、でもこれ禁帯出だ」


 禁帯出のマークが書かれている本は借りれない。もし必要なら1階の受付で紙を買って複写するか暗記するかの二択。覚えられないこともないけど、じっくり研究するなら写した方がいい。それか研究用のノートを持ち込んで図書館で作業するか。


「とりあえず読もっかな」


 見てから決めればいい。そう思って目当ての本を引き抜き、近くの読書スペースに腰を落ち着ける。読み物ともう1冊は帰りに探そう。

「魔眼研究の扉」第1巻て書いてあるけど、2冊目があるようには見えなかったな。

 頑丈な革の表紙をめくってみると著者について少し書いてあった。リニア=K=ペパー、学院の研究助手をしている女の人。執筆年度が去年なのでまだ在籍している可能性は高い。


「一回尋ねてみよ」


「リニアを尋ねるなら紹介がいりますわよ」


「!?」


 いきなり後ろから声をかけられたわたしは椅子から跳びあがって振り向く。手を伸ばせば触れる距離に一人の女性がいた。アクセラちゃんほど鋭いわけじゃないけど、集中モードに入ってもいないのにそんな近くまで来られたことに気づかないなんて。


「そんなに驚かなくても、いきなり襲い掛かったりしませんわよ?」


 夕焼けのような明るい赤の髪を肩口で切った、群青の瞳を持つ女性。上品な口調とは裏腹に挑戦的なトーンだ。それに体幹と重心がとても整っていて、魔力が常に体の周りを巡ってる。

 この人、戦士だ。

 白い制服を纏ってるから学生だろう。それなら図書館で暴れたりはしないはず。それでも図書館に被害を出さず相手を害する方法なんて、わたしでも10個は思いつく。だから警戒は緩めずに言葉を返した。


「すみません、びっくりしちゃって。リニアさんをご存じなんですか?」


「ええ、リニア=K=ペパーは私の友人ですから」


「紹介が必要ってどういうことですか?」


「彼女、研究に没頭したいからって人を門前払いするのよ。だから知り合いから紹介でもないと取り合ってくれないわ」


「彼女の研究に興味があるとしても?」


「さあ、そこまでは。でもそもそも声が届かないなら貴女の訪問理由なんて伝わらないのじゃなくて?」


 それもそうだ。わたしの集中モードみたいになってるなら気づいてもらうことさえ難しい。


「それで、なんで声をかけてくれたんですか?」


「さっきから質問の多い子ですわね。とりあえず自己紹介でもしましょう」


 一度肩をすくめてから彼女は名乗った。


「私はファティエナ=フォン=エキシドニア。2年生ですわ」


「エレナ=ラナ=マクミレッツです」


「よろしく、エレナさん」


「よろしくお願いします、ファティエナ先輩」


 フォン……この国のミドルネームじゃない。どこだっけ、フォンをミドルネームで多用する国があったはず。


「さて、エレナさん。私が貴女に声をかけた理由は単純、取引をしたいからなの」


「取引、ですか?」


「ええ、私からはリニアへの紹介をオファーしますわよ。彼女にあって話をしてみたいのでしょう。おそらくは魔眼持ちなのね?」


「……」


 希少な魔眼についての本を手に取って、しかも読む前から著者に会いたいと思う。一番合理的な理由は自分が魔眼を持ってるから。簡単な推理だけど、一体この人はいつからそんな距離に立ってたのだろう。


「わたしは何を差し出せばいいんですか?」


「私と戦ってほしいのですわ」


「……はい?」


 アクセラちゃんと同じタイプの人なんだろうか。


「もちろん貴女のお友達もご一緒で構いませんわよ。私も1人呼びますから」


「ちょ、ちょっと待ってください。なんで戦う必要があるんですか?」


「それは貴女に関係のないことですわ。お互い欲しい物を交換する、これはただの取引なのですから」


 わたしとアクセラちゃんでこの人と戦う。それが紹介の条件。全く意味が分からない。


「勝ったらではなく?」


「ええ、戦ってくれさえすればいいのです。どちらが勝っても紹介はしてさしあげますわ」


 いよいよ意味が分からない。


「というか、それだとアクセラちゃん……もう1人にメリットがないじゃないですか」


「それは私の管轄ではありませんわ。貴女が1人で戦うなら私も1人で戦いますので」


 アクセラちゃんを伴って戦うなら巻き込んだわたしがその対価は支払えということか。


「すぐには答えられません」


「お友達に確認もしなければいけませんものね」


「……」


 全部見通してるとでも言いたげな微笑みを浮かべる先輩。なんだか少し腹が立つ。でも実際その通りだ。勝手にアクセラちゃんまで巻き込めない。

 まあ、たぶんノリノリで戦いの準備にかかってくれそうだけど。


「そうですわね……明後日から週末ですから、明日中にお返事を頂けますか?そうすれば1日準備をして翌日に戦えますわ」


 そう言って彼女は1枚の紙を手渡した。そこにはレッドローズ寮2019と書かれており、返事を伝える先だというのが分かった。

 こんなものまで準備して、初めから理由をつけてわたしと戦いたかった?でもどうして……。


「ルールは学院の規定に則りますわ。まあ、ギルドで採用している簡易決闘式と同じと思っていただければいいですわよ」


 なるほど、わたしたちが冒険者だと理解してる。つまりクラスメイトに知り合いがいるか、ギルドから聞きだしたか、あるいはどこかで立ち聞きされたか。


「わかりました。話し合って決まったら明日お返事をお伝えします」


「ありがとう。いいお返事がもらえることを期待していますわ」


 先輩はそれだけ言うとニッコリ笑って踵を返す。そのまま立ち去ろうとしてふろ足を止め、顔だけ振り返ってこう付け足した。


「私はかなり強いですわよ。もちろんもう1人も。覚悟してらしてね」


 挑発的な笑みを残して今度こそ赤髪の麗人は去っていった。


「……とりあえず読もう」


 リニア女史の本が面白くなければそもそも対価がいらない物になってしまう。そうなれば決闘も必要ない。

 アクセラちゃんに話してからだと絶対に理由そっちのけで戦いたいって言うし。


「さ、読もう!」


 もう一度自分に言ってから集中モードに入る。閉館まで読みまくればもしかすると読み終わるかもしれないし。


 ~★~


 残念ながら「魔眼研究の扉」は実に面白く、ぜひとも著者と会って色々お話がしてみたい内容だった。さらに残念なことに話を切り出した瞬間にアクセラちゃんは目を輝かせて承諾した。そんなわけで、わたしは翌日の授業が終わり次第レッドローズ寮に帰るアティネちゃんを捕まえて手紙を渡す羽目になった。


 決闘、お受けいたします。


 中には一文だけ、そう書いておいた。

エレナがメインの回がついに!

最新話を執筆していてエレナの活躍って少ないなーと思ったので、

今後はガンガン増やしていきたいと思います('◇')ゞ

なお反映されるのは連載ベースだとだいぶあと(笑)

ああ、そんなにがっかりしないで!

エレナファンの皆様に今日は狐林さんよりイラストが届いております。


挿絵(By みてみん)


今回はカラーで15歳のエレナ、冒険者装束です。

塗り方がガラっと変わりましたが、作者はこういうのも結構好みです。

アクセラのシャープな印象に対して柔らかくてふんわりした雰囲気が出てますよね。

普段の少し子供っぽいカンジからすると大人びていますが、

記念写真を撮るときのすまし顔みたいで個人的にはアリです!

次はツーショットかアクセラの迫力ある絵をオネダリしてしまおうかな・・・(笑)


~予告~

エレナは山へ決闘へと赴く。

暴れ牛をけしかけられて死んだ弟の敵を討つために!

次回、決闘の山


ファティエナ 「暴れ牛・・・?」

トレイス 「雑な茶番のために殺さないで!?」

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