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一章 第10話 無垢なる瞳

!!Caution!!

このお話は2話連続投稿の2話目です!

 第1回エレナの魔法のお勉強が終わり、また俺たちは暇になってしまった。お昼まではもう少し時間がある。


「えれな」


「なーに?」


 たっぷりと撫でてぐしゃぐしゃになってしまった髪を手で梳かしてあげながら、俺は1つ思いついたことを提案してみる。


「しょこいかない?」


「しょこ?」


 この館にはかなりな規模の書庫がある。夜になるとよくラナが俺たちに絵本を読み聞かせてくれるのだが、その絵本も全て書庫に収められているものだ。一緒に選びに連れて行ってもらうことも少なくないので場所はよく知っている。これでもかと本が詰め込まれた2階建てくらいの大きな書架がいくつも立ち並ぶ姿は壮観と言えるだろう。


「くうはくのまがん、しらべてみよ」


「あ……うん!」


 ちゃんと覚えていたのが嬉しいのか、また満面の笑みになって頷くエレナ。

 忘れないさ、いろんな意味で。


 といわけで俺たちは善は急げと書庫に向かった。子供の足ではちょっと疲れるくらい奥まったところだが、重厚な両開きの扉はよく手入れがされていてすぐ開いた。


「くらいよ……」


「だいじょうぶ。いまつける」


 不安そうな声の妹分をなぐさめながら扉の近くに設置された魔力ランプのつまみを捻る。


「……?」


 何回か捻ってみるも全くつかない。


「んー……きれてる」


「むぅ」


 魔力ランプのような魔導具は魔石をエネルギー源にするのだが、使っているうちに魔石に込められた魔力が無くなってしまう。なので時々交換しないといけない。

 なんで扉はきちんと手入れしているのに魔石交換を忘れるかね……。


「かあさまにいう?」


「ん、あとで」


 この書庫の位置を考えればラナのところまで戻っていると時間がなくなってしまう。魔導具は魔石で動くが魔石に籠ったエネルギーは魔力なのだ。つまり人が直接流し込んでも問題はない。


「えれな、すてーたすのまりょくおしえて」


「なんで?」


「らんぷつかうから」


「いーよ」


 言葉足らずな返事にもエレナは快く頷いてくれる。


「えっとね……」


「あ、すてーたすをおしえるときはてにかく」


 口頭で言おうとする彼女を慌てて押しとどめ、まだ小さな手を差し出す。


「だれかがきいてたらこまるでしょ?」


 相当親密な仲でないとステータスは一部すら教えない。そしてそれを教える際には聞き耳を立てられないように相手の掌に指で書くのが常識的だ。


「えーっと……こんくらい!」


 覚えたての数字を俺の掌に書いてくれるエレナ。彼女から見て正しい向きなので若干読むのが大変だったが、予想通りかなりな魔力量だ。

 これならランプに直接魔力を注いでも問題ないな。


「ん、えれなも」


 今度は俺が彼女の手をとって指を這わせる。


「ひゃっ、くすぐったいよ!」


「ちゃんとよんで」


 もぞもぞと逃げ出そうとするエレナを再度捕まえて書き込む。俺の魔力量だ。


「あはは、あ、あくせらちゃん、うひっ、すっごくおーい、ね」


 相当くすぐったかったのか、やや咽ながらエレナは感想を口にする。今の俺の魔力量はエレナの倍を少し下回るくらい。他を知らない彼女でもそれが多いことくらい分ったらしい。


「だれにもいっちゃだめだよ」


「うん、ひみつ!」


 壁から持ち運びできるタイプのものを1つ取り外して嬉しそうに頷く少女に渡す。


「まりょくをながしてみて」


 魔力が見える彼女にとっては遠隔で弄るよりも簡単だろう。


「うん」


 はたしてその予想通り、エレナは特にてこずることもなく魔力ランプに光を灯して見せた。


「あくせらちゃんは?」


「わたしはこうする」


 人差し指を目の前でたて、素早くその先に光属性の魔力糸で糸玉を作って見せる。


「ひかれ」


 短く命令すると魔力の糸玉はまぶしくない程度の明るさで光だした。

 光魔法初級・ライト

 その名の通りあたりを照らすだけの最も簡単な光魔法だが、おそらく一番使われている光魔法でもある。火魔法や松明と違って熱をあまり持たず、酸素も消費しない光源なのだ。


「すごい!」


「えれなもすぐできる」


 光属性は持ってないから別の初級魔法ならだけど。


「うん、がんばる!」


「ん」


 やる気満々のエレナの手を引いて薄暗い図書室を歩き出す。立ち並ぶ本棚には納められた本のジャンルが刻印されたプレートが打ち付けられているので、それを頼りに目的の本を探すのだ。


「あくせらちゃんよめるの?」


「ん」


 エレナはまだ文字を習っていないので分らないだろうが、この大陸で使われている言葉は共通なので遠国出身の俺でも読める。これが隣の大陸まで行くと文化的交流がほとんどないのもあって全く通じなくなるのだが。


「まどうしょ……れきししょ……えほん……」


 順々にプレートを確認して次の棚に向かう。しかし魔導書でこれほど大きな本棚が3本も埋め尽くされているとは、感心を通り越して呆れすら覚える。魔導書というのは魔法についての呪文や効果が収められた本で、広く出回っている標準魔導読本以外は大概1冊で小屋が建つほどの値がつくのだ。


「あくせらちゃん」


 俺の手を軽く引っ張るエレナ。


「ん?」


「ときどきひかってるほんがあるよ?」


 光ってる本?


「どこ?」


「あれ」


 そういってエレナが指さしたのは本棚の一角。分類は冒険譚の類だ。ただ俺には光っているようには見えなかった。


「あれとあれもひかってるよ?」


 言われてそちらを見るがどの本も俺には光ってい見えない。これはおそらく……


「たぶんまりょく」


 本に強力な魔力が込められているのだろう。エレナの魔眼を通してだからこそ光って見える。


「ひかってるほんはあけちゃだめ。いい?」


「むぅ……わかった」


 ちょっと拗ねたような返事。彼女の中の好奇心が激しく不満を述べているのが透けて見える。本の群れの中でいくつか強い光を放つものがあるのだ、たしかに開けてみたくて仕方がないのも理解はできるが……。


「あとでらなにきいてみよ?」


「はぁい」


 危険でないとお墨付きがもらえれば一緒に読むとしよう。

 さあ、寄り道をしているとお昼の時間に間に合わなくなる。

 俺たちはまた黙々と本の森を探索する作業に戻った。ときどき光る本があるらしく、エレナは右に左にとよそ見をしては躓きかける。それを支えながら20列目のプレートを確認していると、あった。


「えれな、こっち」


 反対側の本棚をぽーっと眺めている彼女の手を引っ張って目当ての本棚にとりかかる。そこに並べられているのはカルナール百科事典、この世界最大の事典だ。400年ほど前に焔獄の賢者カルナールによって刊行が開始され、以来50年おきにカルナール財団が新項目のある巻だけ更新している。


「えっと……あった」


 灯りを向けて目を凝らしながら背表紙に書かれた文字を追っていけば目当ての頭文字にすぐいきつき、そのまま10冊ほどあるなかから2文字目が一致する巻を探し出す。

 さすが辞典、探しやすくできているな。


「まってて」


 直ぐ近くに置いてあった本棚用の移動階段を持ってきて上る。梯子よりはしっかりとした作りだが、エレナにやらせるにはちょっと本が重い。


「んっと」


 腹に力を入れて姿勢を維持しつつ俺の腕より分厚い本を引き抜く。重さもさることながら大きさ自体がかなりあるので、俺くらいの身長でこれを持つと筋力に関係なくよろける。

 それをもって階段を慎重に降り、今度は読むのに適した場所を探して俺たちは図書室内を彷徨った。


「あ、そふぁだ」


 エレナが見つけたのは赤いシルク張りの大きなソファ。広い図書室のところどころに置かれているものだ。


「ん、よも」


 魔力ランプだけだと読書には暗いのでライトの魔法を2つ追加し、並んでソファにこしかけて辞典を開く。膝に乗せるだけで結構な重さだ。


「あくせらちゃん、これにくーはくのまがんがかいてあるの?」


「えれな、これは「く」じゃなくて「ま」のほん」


「あれ、なんで……あ、「まがん」をみるんだ」


「ん」


 頭の回転が早い子だ。

 俺が担いできたのは魔眼が収録されている巻。あまりにマイナーな能力は個別の項目ではなく親項目にまとめられていることがある。空白の魔眼がどれくらい有名かわからない以上、大本の魔眼で引いた方が確実に載っているからだ。

 独立の項目になっていても親項目に一切記述がないってことはないからな。


「まが……ん、あった」


 薄くて頑丈な木紙を後ろから順にめくればあっさりと魔眼の項目が出てくる。


「よむね」


「うん!」


 好奇心が大爆発といった眼差しで手元を覗き込んでくるエレナ。

 目玉や脳みその図解とかもあってわりと気持ち悪いんだが、気にならないんだろうか。


「えっと……まがんとはめにはつげんしたとくしゅのうりょくであり、そのしくみはまだかいめいされていない」


「はつげん?とくしゅのーりょく?かいめー?」


 あ、そのまま読んでもエレナにはまだ難しすぎるか。頭は良くてもボキャブラリーは3歳児だもんな。


「んー……まがんはとくべつなめのこと」


「とくべつ?」


「まりょくがみえて、ほかにもいろいろできる」


「いろいろって?」


「しゅるいがいっぱいあるの」


 具体的な魔眼の名前が載っているページまで飛ばす。


「これがえんしのまがん」


「えんし」


「とおくまでみえるってこと」


「ほえー」


 遠視の魔眼以外にも顕微の魔眼や暗視の魔眼、読心の魔眼なんてものもある。


「くーはくあるかな?」


 読めない文字を覗き込んで首をかしげる妹をちょっと押し戻して一覧をみていく。空白の魔眼なんて名前聞いたことはないが、この400年分の知識の集積には載っているだろう。なんたって単純に考えて俺の4倍以上だ。


「ん……」


 主だった魔眼の項目にはない。もう1枚めくる。次は稀に見かけられる魔眼という項目だ。


「んん……」


 物の記憶をさかのぼる遡行の魔眼なんてものも載っているが空白はない。更にめくる。そこでようやく見つけた。項目の名前は詳細の確認されていない魔眼。


空白の魔眼:空白の魔眼とはその名の通り特徴的な能力が存在しない魔眼である。あらゆる魔眼共通の能力である魔力の視認や視力の向上はあるが、それ以外の特性を発揮しない。所有が確認された事例は2件のみであり、所有者が調査時にはすでに死去していたため詳細は不明である。


「あったけど……」


「けど?」


「よくわかんないらしい」


「えー」


 落胆を隠さないエレナに読み取れた情報だけでも噛み砕いて教えてあげる。


「むぅ……」


 少し頬を膨らませて黙ってしまった。さすがにこれだけ色々な能力の魔眼がある中、自分のそれだけなにも効果がないとなるとショックだったらしい。俺からすれば比較的簡単にとれる『暗視眼』スキルと性能の被っている暗視の魔眼も大差ない気はするが。


「まりょくがみえるだけですごい」


 重たい辞典を閉じて横におき、エレナを抱き寄せて頭を撫でる。


「ふにゃぁ」


「……」


 溜息のようななにかを洩らしてもたれかかってきた。

 あ、そんなに角度つけると……

 思った通り、俺の肩から滑り落ちてそのまま膝枕に落ち着いた。

 まだまだ引っかかるところのない体型だからな、俺も。


「せっかくたのしそーななまえだったのにー」


 空白の魔眼という音が気に入っていたのか。


「まりょくがみえるのはすごい」


 もう一度言い聞かせるように言う。


「それにめがいいのもいいことだよ?」


「そうだけどー」


 膝の上でゴロゴロ動かれるとくすぐったい。


「まほうがんばろ?」


「むぅ」


 機嫌はイマイチ直らない。

 こういうときはあれに限るな。

 エレナに見えるように魔力の糸を編み出して……


「あくせらちゃん」


「ん?」


「いっつもそれすればいーとおもってない?」


「!」


 ご、誤魔化らなかっただと!?


「わたしそんな「たんじゅんなおんな」じゃないからね!」


「んん!?」


 単純な女って、何処で覚えてくるんだそんな言葉。

 いや、十中八九耳年増な侍女たちの立ち話でも聞いたんだろうが。

 だがな、俺は経験値がリアル年増、というか爺だからな。子供のあしらい方には一家言もつぞ。特にここ3年でエレナのあやし方は大体覚えた。


「えれなはこれきらい?」


「……きらいじゃないけど」


「いっしょにしてみない?」


「……いっしょ、に?」


 期待の隠れた瞳がこちらを見上げる。

 ほら、釣れた。


「えれながいとつくって、わたしがてつだう。れんしゅ」


「たのしそう……」


 目がキラキラしだした。

 こんなことを言うのもなんだけどエレナ、君は完全に今のところ「単純な女」だよ……。


「わたしはあかとしろとくろしかだせないでしょ?」


「うん」


「えれなはもっといろんないろがだせるんだよ?」


「そーなの!?」


 属性がものすごく多いからね。


「たとえば?」


「みどりとかあおとか」


「すごい!」


「ん、すごいんだよ」


 完全に落ち込みモードを脱出して俺を見上げる彼女にこっちも笑みがこぼれる。

 やっぱりエレナは好奇心に顔を輝かせている姿が一番かわいい。


「ん」


「?」


 つきたての餅のようなほっぺたを指で弄る。

 子供は押しなべてかわいいものだが、なんでこうこの娘はここまで愛らしいかね。


「なに?」


「えれなもちもち」


「えへへー、でしょ?」


 彼女的に褒め言葉だったらしい。

 そうしてしばらくつついていると、ふと近づいてくる気配に気づく。


「あくせらちゃん?」


「……だれかきた」


 まだ未発達なこの体では正確には分からないが、どうにも覚えのある気配じゃない。とはいえ一応は貴族の屋敷。必然的にトニーたち騎士の巡回も諸々の魔法も掻い潜るほどの手練れか、何かの理由があってここまで通された来客の二択になる。


「……」


 万が一に賊だった場合に備えて魔力糸を編む。戦闘用ではなく逃走用の光と闇の魔力糸だ。

 足音が本棚を1つ隔てたところまできた。次の瞬間には閃光を叩き込めるように準備する。


「ホホホ、これはこれは」


 天井まである本棚の陰からひょっこり顔を出したのは、敵意など全く感じさせないほっそりとした老人だった。背もそう高くないがどっしりとした気配を持ち、片手には魔力ランプのぶら下がった古そうな杖を携えている。結晶のあしらわれた杖、つまり魔法使いだ。僅かに目を瞬かせた彼は面白い物を見たとでもいいたげに長いヤギ髭を手で扱きつつ笑った。


「……」


 俺は警戒を緩めない。年寄りだからと侮ってはいけないことは、侮れない年寄りの代表格だった自分がよくよく知っている。


「儂ゃ怪しいモンじゃないぞ、落ち着いて、落ち着いて」


「……」


 怪しい奴も怪しくない奴も自己紹介の際にはそう言うに決まっている。そんな目で見返しながらエレナを抱き寄せる。そして魔法糸を複数回の閃光弾にするべく分ける。


「ホホ、器用な魔力の使い方をするのう」


「!」


 魔眼持ちか。となるとこちらの魔法は大体見透かされるわけだ。閃光弾で視力を潰しても魔力で捕捉される可能性もある。魔眼持ちはこう言った面で魔法使いに対して非常に優位に立てる。


「儂ゃレメナじゃ」


 高まる俺の警戒心を他所に老人は名乗る。


「この屋敷で雇われ、書庫の番人をしとる」


「みたことない」


「ホホ、それはここ2年ほど王都の館におったからのう。わしの方は2人をしっかと覚えておるぞ?アクセラ姫、エレナ姫」


 姫だなんて始めて言われた。確かに貴族の血に連なる未婚の女性ではあるが。エレナはちょっとうれしかったらしく表情が緩みかけてる。俺は大してうれしくもない。

 そんな複雑な心境の俺たちを他所に、老人はそれまでのおどけた雰囲気をひそめて姿勢を正しこう言った。


「このレメナ、王都よりアクセラ姫の弟君を連れて屋敷に戻ってまいった」


 弟だと?


「ホホホ、弟君じゃ」


 まるで俺の心の内を呼んだかのようにまたおどけて笑う。


「名前をトレイス坊ちゃんと。さ、おいで」


 杖を持たぬ方の手を差し伸べる老人に俺は考える。別に生前からして他人の嘘を見分けるのが特別得意だったわけではないが、それでもこの老人の言葉に嘘は感じられない。だがどこか信用できないような、言ってしまえば胡散臭い物があった。


「さ」


 再度急かす老人。


「……ん、わかった」


 睨み合っていても話にならないので頷く。なにかあればその時対処すればいい。

 ソファから立ってエレナも助け起こし、書庫の番人を自称するその老人へと向き直る。


「ん、よろしく」


「よろしくおねがいします」


 帰ってきたと言っているくらいだし、これから一緒に暮らすことになるであろう新しい屋敷の仲間に2人で挨拶をする。挨拶は大切だ。全ての関係の基礎であり極みであると言ってもいい。


「ホホホ、お2人は礼儀正しいのじゃなぁ。儂ゃビックリじゃよ。しかし……」


 握手を求めるように伸ばされた老人の掌の中、そこには圧縮された魔力が。


「まだまだ子供じゃのう」


 薄い笑いを含んだ声と共に、薄暗い書庫をまばゆい光が照らし出した。


今年もガンガン更新していきます!


~予告~

怪しげな老人の放った強烈な魔法。

不意を突かれたアクセラとエレナが次に目覚めると・・・。

次回、予告がワンパターン


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