三人の勇者と一人の魔王プラス俺
昔々まだ生き物の居ない世界で神様は知恵も持った人間と勇気を持った人間と力を持った人間を作り出しました。そして二人めの神様は人々が豊かに暮らせるように様々な果物や動物を生み出しました。三人目の神様は人々に試練を与えるため様々な脅威となり得る生き物を生み出しました。四人目の神様はみんなが力を合わせて行けるように「絆」という種を蒔きました。
四人の神様のお陰で人々は知恵を絞り豊かに暮らし、勇気を持って試練に立ち向かい、お互いの力を結束し暮らしていました。
ところが一人の悪魔がそれを面白くなく人々の心に「欲」という種を植え付けました。
欲を持った人間は自らの利を優先するようになり、次第に美しかった自然を壊し、自らとの違いに嫉妬し恐怖した。
そして知恵のある人間と勇気ある人間と力ある人間がそれぞれの派閥に分かれお互いが干渉することなく暮らすようになりました。
それを見た四人の神様はもう一度人々が手を取り合い、助け合える作戦を考え1つだけ思いついた。
神様達は自らの力を少しずつ減らし4つの魂をつくった。
1つは知恵の勇者
2つ目は力の勇者
3つ目は勇気の勇者
そして4つ目は魔王
そう。神様は共通の敵を作ることで人々はまた力を合わせてくれるはずだと信じていたのだ。
ーーーー始まりの勇者第1章より抜粋ーーーー