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クラス転移からの追放~正体不明スキルが実は最強!?~  作者: 黒薔薇
第二章獄界での生活そして出会い
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第一話獄界に降り立つ

 立ち眩みが収まったとき俺のめに映り込んできたのは、雷鳴がとどろき、大地が鳴動し暴風が吹きすさび、次の瞬間には吹雪が巻き起こり、かと思えば溶岩と炎が巻き上がる。そんな、地獄すら生ぬるい場所だった。

 くっ、どうする。強くなると意気込んだはいいがまさかここまでひどい場所に跳ばされるとは


『スキル所持者では対応できないほどの悪環境を感知しました。成長補正(極大)の効果により”毒無効”を基礎として耐性スキルを取得……成功更にスキルを進化させます。成功しました、”状態異常無効”・”自然影響無効”を獲得しました。』


 そんなアナウンスが脳内に響いた、今までも何度か響いていたアナウンスだ。多分、まだ文字化けが取れていなかったスキルの効果じゃないかと俺は思っている。

 まあ、そのことは追々考えるとしていまは眼の前の状況に集中しよう。

 ここは城じゃないし、魔物もいるだろう。

 パンパンッ

 俺は頬を叩いて、気合を入れ直すと魔鎌を召喚した。

 ただ、いまレベルが足りないからか初期の”鋼鉄の大鎌”しか出せないけどな。

 ちなみにこの鎌の能力はこんな感じだ。

======================================

 鋼鉄の大鎌:切れ味の良い大鎌、特殊効果として”武技・一閃”を使用可能。またこ 

       の武技は、熟練度を積むことでこの武器を使用中でなうとも使用可能

       となる。

======================================

 さて、まずは水場を見つけるかそれとも氷魔法を試して作った氷を溶かして水を得るか。どうしたものか。

 よし、まずは水場を探そう。見つからなかったら氷魔法を試してみよう。

 行動開始だ!


 かれこれ、四半日《大体六時間》くらい歩いただろうか。水場なんて見つからずましてや魔物一匹たりとも見つからない。

 「はぁ、しょうがないか。こんな地獄すら生ぬるい場所じゃあな」

 

 ――グルルルルル


「ふぇ?」

 聞こえてきた唸り声に思わず気の抜けた声を上げながら恐る恐る振り返るとそこには、ギリシャ神話の地獄の番犬の兄弟がいた。

 その名は、オルトロス。双頭の魔犬だ。

 やばくない?くっ、しかたない強くなるって決めたんだ。


「”武技・一閃”!」

 いま、俺が放てる最強の一撃、先手必勝だ。

 シュバッ!

 ――グルァッ

 シュタッ

 やつはその巨体からは想像もできないほどの俊敏さで軽々と避け、反撃をしてきた。薙ぎ払われる剛腕

 俺はとっさに後ろに跳ね跳びながら

「”そは悠久不変なる氷塊 我が前に現れ 壁となれ” "氷壁アイスウォール"」

 防御魔法を唱えるが、所詮は初級の魔法少し勢いを弱めただけでその攻撃を受け止めることんどできず

 ゴッ、俺はそんな鈍い音を聞きながら吹き飛び背後の岩にぶつかりそれでも止まらず数十メートル吹き飛んだ。

「グッ、カハッ」

 ビチャビチャビチャ、俺はアニメやマンガですら見たことないような量の血を吐きながら立とうとしたが、全身に力が入らず地に倒れ伏した。

 オルトロスはそんな俺を見下しいたぶるかのように悠然と距離を詰めてきている。

 それでもなお抗おうと一緒に吹き飛んできた鋼鉄の大鎌を握りしめたとき。


『生存への強い渇望を感知、《《刃魔法》》をオート発動します。』

 そんなアナウンスとともに俺の周りに無数の刃物が現れた。

 短剣、長剣、大鎌、戦斧、短槍、長槍、矛、檄、etc.

 そんな、武器たちが一斉にオルトロスに襲いかかる。

 ――グゥウウルアアァァア

 絶対的とすら思っていたオルトロスがなすすべものなく切り刻まれていく。

 俺は、そんな常識外れの光景にただただ見入っていた。それは、様々な武器が織りなす超常の舞。あたかも熟練の武芸者が操っているかのような動きでオルトロスを翻弄し切り刻んでいく。

 そして、オルトロスはついに沈黙した。


『戦闘の終了を確認。スキル”◼️奪”をオート発動オルトロスの全経験値とスキルを強奪します……成功しました。詳細はご確認ください。また、未習得の高階梯の魔法を使用したためペナルティとして3日のクールタイムが”刃魔法”に課せられます。』


 俺はそんなアナウンスを聞いた瞬間、その場で意識を手放した。


『レベルアップ処理完了、スキル定着これにより”超再生”を発動します』


◆◇◆◇◆◇

「ハッ」

 気がつくと俺は周囲を見渡した。

 時間はあんまり経ってないみたいだな。にしてもよく生き延びられたな俺、傷も残ってないしこれってオルトロスを倒したおかげか?まあ、いまはオルトロス解体しないとな。食べれそうなものコレしかないし。

 俺は残骸となったオルトロスを見下ろした。

 えっと、持ち運べる分の肉と魔石を持って移動しよう血の匂いにつられたやつがいつ襲ってきてもおかしくないからな。そんなふうに考えながら魔石を触った瞬間

『オルトロスの魔石を吸収し、新たな魔鎌を開放しますか? YES/NO』

 アナウンスがそんな事を言ってきた。魔鎌の開放……か。まぁレベルも上がったしよっぽど使用条件が厳しくなければ使えるだろうし、今のところ魔石の使い道ないしな。

 よし、YES!だ。

『オルトロスの魔石を吸収しました。”双頭魔犬の大双鎌”が開放されました』

 うし、効果の確認がてらステータスも確認してみるか。

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