表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

エッセイシリーズ

【実話】学校の給食にハーゲンダッツは出ます!!!!(加筆修正・追記あり)

作者: 冷原哲史

 平成◯年生まれの冷原です。


 以前給食エッセイを読んで、私にもとっておきの給食ネタが一つだけあるのを思い出したので、今回筆を取らせて頂きました。


 では、いきましょう!

 

「学校の給食にハーゲンダッツは出ます!!!!」


「嘘じゃないもん! 学校の給食にハーゲンダッツは出たもん!!」


「実話です! マジ実話です! 実話のじっちゃんです!!」


「学校の給食にハーゲンダッツは出るんです!! 出たんです!! 出やがったんです!!!!」


 ……ハァ……ハァ。


 世界の中心で「学校の給食にハーゲンダッツは出ます!」と叫べますよ?(叫んでなんになる)


 とにかく私が言いたいことは、学校の給食にハーゲンダッツが出ました、ということです。


 実話です。マジ実話です。もはや常識です。私にとっては常識であり、皆さんにとっても常識のことだと思っておりました……筆者が高校生になるまでは。



 ここで軽く自己紹介しておきましょう。


 私は東京生まれ、東京育ち、東京在住です。

 なので必然的に、私が当時通った小学校と中学校も東京の学校です。


 勘違いしてほしくないのは、私の家庭は別に裕福ではありませんでしたので、私が通った小学校&中学校は区立(市立)でした。(お金がたくさん掛かる学校ではありません)


【ハーゲンダッツ】


 言わずと知れた高級アイスクリームの代表格。

 私のような庶民の年収では、とてもじゃないが頻繁に買うことは出来ないリッチな奴。


 主にコンビニやスーパーなどで販売されている。

 やはり定番であるのは、ミニカップハーゲンダッツであろう。

 バニラ、ストロベリー、グリーンティー、クッキー&クリーム味辺りが鉄板か。

 筆者は子供の頃から、ストロベリー味が大好き。


 クリスピーサンドなる輩も見掛けるが、筆者は食べたことがない。

 ……美味しいですか?


【本題】


 小学校と中学校、どちらの給食でもハーゲンダッツが出ました。味はどちらもバニラ。というかバニラ味しか出ませんでしたね。(十分贅沢)


 給食で出されたハーゲンダッツは、ミニカップです。コンビニやスーパーで売っている複数個入り(マルチパック)のハーゲンダッツと同じくらいの大きさでした。


 ネットで調べましたところ、ハーゲンダッツミニカップの容量は110ml。

 マルチパックのミニカップ容量は75ml。

 

 おそらく私の給食に出されたのは、75mlのハーゲンダッツミニカップであると思われます。


 そのミニカップハーゲンダッツが、給食として1人に1個づつ配膳されておりました。

 欠席した生徒の分などで余った時は、ハーゲンダッツ争奪じゃんけん大会が開催されます。


 牛乳争奪じゃんけんとかもありましたが、ハーゲンダッツは牛乳とは参加人数がまるで違いましたね……。


 牛乳じゃんけんは、男子が5~6人参加する程度。


 対してハーゲンダッツじゃんけんは、クラスの半分以上(15~20人)が参加しました。

 特に、女子も混ざってじゃんけんに参加していたのが、強く印象に残っております。


 ……ちなみに筆者は、ハーゲンダッツじゃんけん大会で勝ったことは、一度もありませんでした……。(1個でも十分贅沢)



 ハーゲンダッツが給食に出た日は、何かの記念日でした。多分創立記念日だったと思う……。

 ですから、1年に1回しか給食にハーゲンダッツは出ません。(十分贅沢)


 筆者が通った小学校と中学校、どちらでもハーゲンダッツが給食として1年に1回出されましたので、私にとっては、給食にハーゲンダッツが出ることは常識でありました。


 ……その常識が破られたのは、高校生になってからです。


 筆者が通った都立高校は、小学校&中学校とは区(市)が違いましたので、出身学校が異なる人達がほとんどでした……。

 

 そんな中、人見知りをする私なりに努力してなんとか友達を作ることに成功し、高校生活を過ごしていきました。

 

 ……そんなある日のこと。


 友人達と雑談を交わしている時に、話題が給食の話に移りました。


 給食で出るキムチチャーハンが旨かった。

 冷凍みかんが美味しかった。

 フルーツポンチが美味だった……などなど。


 そして私は当たり前のように友人達に言ったのです。「ハーゲンダッツがおいしかった」と。


 それを聞いた友人達の反応は「てめぇ、どこの金持ち学校出身だ! ハーゲンダッツなんか給食で出るわけないだろ! 嘘をつくんじゃねぇよ!」みたいな感じでした(笑)


 そんな友人達の話を聞きながら、私はいまいち納得出来ませんでした。

 だって私の通った小学校と中学校では、間違いなくハーゲンダッツが給食に出されたのですから。


 嘘なんかではありません。

 ただの事実なのです。


 そして、私は決意しました!

 私が通った小学校と中学校以外の学校で、ハーゲンダッツが給食に出された人を見付けることを!


 当時私の交友関係は広くありませんでしたが、ハーゲンダッツが給食に出されたかを知るためだけに、友人以外の人達からも話を聞き、情報を集めました。


 ついでに両親や高校の先生達、当時働いていたバイト先の方達。

 ありとあらゆる方に聞いて回りました。


 結果――『ハーゲンダッツが給食に出る』は、かなり珍しい、という結論に至りました……。

 

 私の通った小学校と中学校以外でも、ハーゲンダッツが給食に出された人はいましたが、ごく少数です。


 さすがに学校名を明かすことは出来ませんが、私が集めた情報をまとめますと、ハーゲンダッツが給食に出された小学校は3校。中学校は4校。


 私が通った小学校と中学校を含めた数ですので、『ハーゲンダッツが給食に出た』ということが、いかに希少であるかが理解出来ますね……。


 ちなみに、年上の方々からは、給食にハーゲンダッツが出たという話自体、大変に驚かれました。


 なのでおそらく、このエッセイをお読みの方々も、驚かれている方が多そうな気がしますね……。

 

 まあ年齢に関係なく、給食にハーゲンダッツが出た話自体が、経験のない方々からすれば、十分に驚くことだとは思いますが……。


 

【まとめ】


『学校の給食にハーゲンダッツが出る』は、私にとって事実でありますが、多くの方々にとっては嘘くさい話に聞こえるのかもしれません……。


 しかし、学校の給食にハーゲンダッツは出たのです! 信じて下さい! お願いします!


 そしてこのエッセイをお読みの方々。

 

 ハーゲンダッツは給食に出ましたか?


 出ませんでしたか?


 東京以外の学校で、ハーゲンダッツは給食に出るのでしょうか?


 すごく気になります……。


 誰か、私以外の方で、『学校の給食にハーゲンダッツが出た』と、私に教えて下さい!


 1人だけは寂しいです!


 一緒に叫びましょう!


 せ~の、


「学校の給食にハーゲンダッツは出ます!!!!」

 

 

【追記】

『給食にハーゲンダッツが出るらしい』という感想を頂きました!

「らしい」ですので、本人様が体験されたことではないようですが……。

しかしながら、『給食にハーゲンダッツが出る』が真っ赤な嘘ではないことを証明する、貴重な意見です!

どうもありがとうございました!


【追記2】

ついに『給食にハーゲンダッツが出た』という感想を頂きました!

しかも東京以外で!

私の話が事実であることが、ほぼ証明されたのです!

誠にありがとうございました!!


給食に、ハーゲンダッツは、出るんです!!!!

給食に、ハーゲンダッツは、出たんです!!!!

給食に、ハーゲンダッツは、出るのだ!!!!!


贅沢な平成生まれで、ごめんなさい!(笑)


感想欄が給食話で盛り上がっています。

読んでみてはいかがでしょうか?

面白いですよ(^^)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] へー! 知らなかった! そりゃラッキーでしたね! ☆⌒(*^∇゜)v
[良い点] 一回だけある。 給食の配食車両が冷凍庫付いてたりしないといけないし、既製品とはいえど育食法によって制限がかかってもう見れないものだと思いますね。微妙にお金が余るときに使用するものですね。ハ…
[良い点] 信じまーす [一言] ハーゲンダッツは出ませんでしたが,雪見だいふくは出ました 他の地域の人からコッペパンや揚げパンの話を聞いてはうらやましい思いをしたことは覚えています(笑 基本が某P社…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ