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僕が、私がいなくなればみんないなくなったことになる

作者: 臼木潤二

よく見つけた


人の死を願うよりも、自分が死んだ方が早い。


僕が、私が死ねば、自分の中ではみんな死んだことになる。


この退屈で残酷な世界にいて、怠惰な生活を送り、一般論という川をだんごになって流れていく。


人という型の中に、知識と嫉妬心と優越感だけを流し込み、他者を喰らい、その上に立つ。


並べられた尸の数は数えられないだろう。


一億人の中の一人が狭い空間の中でどれだけ叫ぼうが、拙い語彙を並べても誰も見向きもしない。


何かを崇拝し、何かに縋り、何かに溺れる。


人は人のことを見ている様で、自分だけを見ている。


自己を知れば自ずと道は見えるなんてよく言ったものだ。


人が生きた中で得られるものを知っているには、ほんの一握りしかいない。


もし何か掴んでいると思ったものは、それは自分で作り出した答えでしかない。


この文字列を見て苛立つ者もいれば、どうでもいいと流す者もいる。


そもそも見てない者もいるだろう。


この世界に救いなんてない。


あるのは、洗脳と他者を蹴落とす人々だけだ。



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