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インフィニティ・オンライン~ネタ職「商人」を選んだもふもふワンコは金の力(銭投げ)で無双する~  作者: 黄舞
第2章

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第41話【見切りの極意】

総合評価が1000pt達成しました!

ありがとうございます(●´ω`●)

さらに日間27位、週間78位に載りました!!

重ねてありがとうございますヾ(●´∇`●)ノ

「えいっ!」


 葵の目にも止まらぬ突きが俺を襲う。

 あちらは敏捷極振り、対してこちらは敏捷は初期値どころか装備のせいでないも同然、避けられるわけがない。


 無数の突きを食らうが、あっちも攻撃力が高くないからそこまで痛くない。

 むしろ反射ダメージを食らう分、HPの極端に少ない葵の方は不利だろう。


「って、あれ? おかしいな?」

「戦い中に喋るなんて余裕だな! まだまだ行くぞ!!」


 俺が思わず声を出してしまったのにはわけがある。

 何故ならば、葵のHPが一向に減らないからだ。


 ついでに言うと反射ダメージの表示も出ていない。

 どういうことだ?


「俺が居るのも忘れちゃ困るよ! はっ! 【破壊撃】!!」


【破壊撃】

渾身を込めた一撃により、単体に特大ダメージ。防具破壊により一定時間防御を大幅に低下させる


 ロキの放ったスキルを食らい、俺は低い防御をさらに下げる。

 その間も葵は攻撃の手を止めず、食らうダメージは大幅に増えた。


「なんでだよ!? なんでお前ら反射ダメージ食らわねぇの!?」

「はっ! 敵に情報を乞うなんて見下げ果てたやつだな! 教えるわけないだろう!!」


 なにかカラクリがあるはずだ。

 しかし全く分からない。くそっ、こんな時ヒミコが居たら!


 葵とロキの連撃を食らい黙っている訳にもいかず、俺は【銭投げ】を葵に放つ。

 どういう方法か知らんが【銭投げ】は必中スキル、敏捷極振りだろうが関係ない。


 HPは少ない、一撃で倒せる。

 カラクリはこれが終わったら買った報酬だと言って、答えさせよう。


「よく分からんが、食らえ!」

「はっ! 無駄だ!!」


「なんだと!?」


 まさか【銭投げ】も効かない。

 コインが当たってもダメージ表示は表れず、HPも全く減らない。


 どうなってるんだ!?

 試しにロキにも使ってみるが、結果は同じ。


「意味が分からん!! お前ら何をした!?」

「だから教えてやるわけないだろうと言っている! ふはははは! ショーニン破れたり!!」


 俺は二人の攻撃を食らいながら、必死で考えた。

 葵は知らんが、ロキがチートを使うなんてありえない。


 ということは、これはれっきとしたシステムを利用した回避方法だ。

 なぜ二人は俺の攻撃が全く当たらないのか。


「うん? 二人? 他の三人はなんで攻撃してこないんだ?」


 なんだかよく分からんが、離れたところで見守ってるだけに三人に目を向ける。

 あいつらも攻撃すればもっとダメージを食らうはずだし、そもそもあいつらは支援職ではない。


 ロキのパーティは完全に攻撃特化、一人抜けたってやつがどんな職業だったか知らないが、今いないスルトってやつも含めて攻撃しかできないはずだ。


 俺はおもむろに三人の内の一人に向けて【銭投げ】を使う。

 狙った訳では無いが、線上に葵がたまたまいて当たったのにも関わらず、案の定ダメージ表示は出ない。


「ぐぁあああああ!」

「あ! しまった!!」


 当たったぞ!?

 なんだこれ。つまり今攻撃してくる二人だけが特異的に当たらないってことか。


 当たらない……回避、いや違う。【銭投げ】は必中スキルなはずだ。

 敏捷による回避ではない。


「さては、葵! お前の仕業だな!? ロキは【受け流し】でお前に全部なすり付けてるんだろ!」

「ははっ! よく分かったな! 褒めてやる!! いかにも! 私のスキルのおかげだ!!」


「葵のスキルだと? どんなのだ!?」

「ふっ! いいだろう! 教えてやる!! この装備【初代皇帝の想い】を身につけると覚えるスキル【見切りの極意】のおかげだ!」


【見切りの極意】

如何なるダメージも確率(1%)で無効化する


「ちょっと!? 葵ちゃん! 何教えちゃってんの!?」

「はっ!? しまった! つい!」


 こいつが馬鹿で助かった。

 これでなぜ当たらないかは分かった。


 つまり、本来めちゃめちゃ確率が低い【見切りの極意】を、敏捷差による補正で100%にしやがってるのか。

 しか前に言ってた敏捷を上げるとクールタイムが短縮されるって言うので、途切れることなく使ってるんだ。


 敏捷が全くない俺にとっては天敵みたいなやつだな……。


「大丈夫だ、リーダー! いくら種明かしをしても、こいつの敏捷では絶対に私には当たらない! 【受け流し】を切らさないでくれ!」

「オーケー! 葵ちゃん。どんどん削るよー!」


 くそっ。確かに言われた通り、種が分かってもなすすべが無い。

 必中スキルすら無効化するとは……。


 考えろ!

 何か攻略法が……思いつかん!!


 なんか使えそうなスキルはないか……えーっと、今俺が覚えてるスキルは。

 【銭投げ】、【札束で殴る】、【金に目が眩む】、【金にものを言わせる】、【金の匂い】、【金を食う】、そして【金をばら撒く】。


 こうやって見ると、やっぱりネタ職な感じが強いな……。

 他には【連帯保証】と【ヘルフレイム】。お、よく考えたらこれは使えるんじゃないのか?


 どうせ使うならこっちだな。

 よし、調子に乗った葵に目にものを見せてやろう!


「おい、葵! 言うだけのことはある! と言いたいところだが、まだまだ詰めが甘いな!」

「な、なんだと!? ま、負け惜しみを言うな!!」


 ふっふっふ。

 見切りの極意破れたり!!


 俺はおもむろにそのスキルを使った。

さて、果たしてショーニンはどんなスキルを使うのか

無敵と思われる葵に勝つことが出来るのか

乞うご期待!!


応援も重ねてよろしくお願いしますm(*_ _)m

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新作ハイファン書き始めましたヾ(●´∇`●)ノ

千年の眠りから覚めた天才魔道具師は創りたい〜冬眠装置に誤って入った私が目覚めたのは、一度文明が滅びた後の未来でした〜

魔道具師が滅んだ千年後の未来で、コールドスリープから目覚めた天才魔道具師が、魔道具を創りたい衝動に駆られてあれこれ騒動を起こす話です。 良かったらこちらもよろしくお願いします!
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