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episode.『02月20日(木)』



俺がやっと手に入れたものなんて


世間で言うところの当たり前で


俺が蔑ろにしてきたものこそ


世間で言うところの大切なもので


俺は少しズレていた


それが特別だと感じていたし


だいぶ嫌だった


どうして普通じゃないのか


それ以上が望めない


望んでも遠すぎて


走っても走っても追いつけないじゃないか



      ※



不憫だと思う


でも諦める気にはなれない


普通ならどこかで折れてしまうのだろう


でもそれが後悔になると知っている


呆れるほどしてきたそれを


もう二度と味わいたくはないというそれを


我慢の限界が越えるまで


もう充分だ


報われていないのは


きっとまだ足りないから


もっと一生分の頑張りを見せなきゃ



      ※



今の自分だったら仲良くなれる


でもそれは昔の君たちに向けたもの


僕らの間には埋まらない差がある


未来にいる僕は


昔の君たちの前にいる


だから君たちの視界に入れる


そうしたら


いつか君たちが追いついて並び立てるのになって


今の追いつけない自分が


情けない不甲斐ない悔しい


とても形容しがたい



 ――どうやら俺は、

  提唱者らしい――

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