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episode.『03月24日(日)/03月26日(火)』



想いをポストに投げ入れて、数日が過ぎ。


薄れたはずの感情は、歯止めなく溢れ出している。


会いたいと、これまで以上に強く願っている。


叶わない恋ほど、虚しいものはない。


もしも君と両想いになれていたらと、想像するだけで幸せすぎて涙が出ちゃうよ。


本当にそんな結末が待っていればいいのに。



      ※



青空を見上げた時。


お気に入りの服を着た時。


そこには必ず、友の姿が目に浮かぶのです。


思い出に縋って生きてきた私には、そのひと時ですら名残惜しい。


会いたいけど、会いたくなくて。


一人、ノスタルジックに歩き出す。


外へと出て、眺める風景。


見る度に思うよ。


私はとても、寂しいですと。



      ※



私が嬉しい時、幸せだと思えた時。


次の瞬間、必ず不幸が舞い降りる。


父の怒鳴り声が耳元を掠めるのです。


私が何もしてなくても、起こるのです。


だから、何もなくても怯えてしまう。


私は怖い父が大嫌いです。


私は幸せでありたいけれど、不幸であればいいとも思っている。


矛盾した願いなのです。



 ――私より不幸な人はたくさんいる。

  そう偽って、めげないでいる――

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