表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
汚濁  作者: 夜砂昏
March
72/1044

episode.『03月17日(日)』



過去に背を向け、未来に不安を抱える。


そうやって、息苦しい今を生きる。


好きな事をやって楽しく生きたいけれど、現実がそれを許してはくれない。


皆はそれを甘えだなんだと罵るだろう。


嫌な事でもやらなきゃいけない。


一人孤独に生きていく。


結局、私が弱いだけなんだろうな。



      ※



辛い。息苦しい。


そんな事で怒鳴り散らす父の声。


それが嫌で嫌で仕方がなくて。


一人でありたいと思う。


でも、独りではありたくないとも思う。


けれど実際、一人で独りなのだから。


何にもしようがなくて、何もかもに諦めがついてしまう。


現実にも、人生にも。


私は涙を堪えて笑みを零すよ――。



      ※



今を生きているのは奇跡に等しい。


死ぬ事はいつだってできる。


でも、今を生きれるのは今だけなんだ。


そうやって、弱い心を押し殺す。


大丈夫だよと励まして、見たい景色があるからと未来に期待を抱いている。


暗いのは性根だけでいい。


自分の世界だけでも明るくないと、私にはもう何もないから――。



 ――死すらも恐れなくなった私は、

  ただの弱者にすぎないのだよ――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ