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episode.『07月18日(火)』



時々ね、思うんだ


どうでもいいって


何もかもに見切りをつけて


望みを捨ててしまいそうになる


日常に期待を抱かなくなった瞬間


今を生きる意味なんてあるのかなって


もがくことをやめてしまいそうになる


生にしがみつく必要もなくなる


原動力がなくなるってことは


存在意義を失うってことと同義なんだ



      ※



寂しいとか悲しいとか


そういうのはもう、よくわからない


それが当たり前みたいなとこ、あるから


ただ、嬉しいこと、楽しいこと、面白いことに出会った時、笑えていたとしたら


その時はきっと幸せだったんだなって、そう思う



      ※



お金は使って初めて価値がある


誰かに恩を返すことで


自分が苦しくなっても


その人とまた笑い合えるのなら


湯水のようにとまではいかないけれど躊躇なく使うよ


その人といられる時間は


焦るくらいに短いものだから


そのためなら私は貧乏でも構わない


思い出は一生もの


あの世に持って行ける唯一の宝だ



 ――一人にされるのが嫌だったから

  独りになろうと決めたんだ――

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