episode.『06月06日(火)/06月07日(水)』
努力という言葉が嫌だ
努力した甲斐があったと言えば聞こえはいいが
努力したけどダメだったという方が多いから
自分は頑張ってますって言い訳を作ってるみたい
僕は余裕綽々とこなしたい
裏でこっそり
工夫と試行錯誤の過程を楽しんでるやつでいたい
真の努力とは自覚していないことだと
そう思うから
※
もしもの話に意味がないと言うやつは
自ら可能性を捨てている
最悪の事態を想定しても
起きなくて良かったねと
今ある幸運と
起きていたらぞっとするというような
そんな思いさえ蔑ろにする
そこにあるだけの塊
発展も変化もないつまらないやつよ
それが平和だと宣うなら
お前は今存在すらしていないよ
※
眩しい人を見ると自分の惨めさがわかる
近づき難いと思うのに憧れを抱いてしまう
そしてお前を越えたいと願う
※
一度口にした言葉に
守れるほどの気概を持ち合わせてはいない
心の声なら尚更
空虚に消えていくシャボン玉に過ぎない
それでも越えてはならない一線があって
それだけは蔑ろにしてはならない
一度自分を曲げてしまったら
きっと自分が最も嫌いな邪になってしまう
それだけは絶対にあってはならない
※
口外した決意表明に意味はない
一人では叶えられないものばかりだから
そういうジンクスがあるんです
※
好奇心は抑えられず
知らなければよかったと
後悔するとわかっていても手を伸ばす
自らシャボンを割るように
夢を壊していく作業
夢が嘘だと言うのなら
夢が誠になる世界を作りたかった
※
夢を見れなくなったら、終わりだ。
※
夢よりももっといい夢を見せてくれたなら
私はもっと頑張れたんだろうな
――上手くなっていくのを実感した時
それが楽しいと感じてくる時期が来る――




