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episode.『12月05日(水)』



同じ穴の狢。類は友を呼び、同族嫌悪と化す。


似たモノがあっても、同じモノなんて存在しない。


だから私を理解できる者はいないし、いるとすれば私自身。


私は孤独だ。でも、これでいいと思っている。


辛い苦痛が伴うのなら、私は一人でいるよ。


優しくされるのは、嬉しいけれど、苦手だから――。



      ※



私は嘘つきだ。


別れ際、あっさりと2つ返事をするのに、そこに誰よりも執着している。引きずっている。


一途と言えば聞こえはいいけれど、私は汚れている。


弱くて泣き虫な私なんて見せられないよ。


だからこの仮面を外す事は決してない。


なのに、こんな私を見つけてほしいだなんて、矛盾してるよね。



      ※



人肌恋しい季節。


こんなにも私は弱かっただろうか?


誰かと一緒にいたいだなんて。


きっと冬の寒さのせいだ。


本能的に欲しているのだと思う。


誰かからの愛情を。裏切りのない期待を。


恋しくて切ない日々は、寂しいを強調する。


私は一人でよかった。


今優しくされると泣いてしまいそうになるから。



 ――一人だからこその悩み。

  それはなんとも矛盾している――

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