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汚濁  作者: 夜砂昏
November
31/992

episode.『11月23日(金)/11月24日(土)』



あなたは今、何していますか?どこにいますか?


私は今、暗闇の中を彷徨っています。


誰もいない。一人ぼっちの世界。


寂しくて、辛い。何度も挫けそうになる。


それでも歩む事をやめないのは何故だろう。


何をもって、諦めきれないでいるのだろう。


もしかしたら、誰かに見つけてほしいのかもしれない



      ※



あなたは本気で、家族の縁を切りたいと思ったことがありますか?


私は、あります。


一般よりも貧相な家庭で、気を使って生きる毎日。


息苦しくて仕方がない。


血縁者のほとんどが精神病を患い、この血族は滅びた方が世のためになるのではないかと思う始末。


死んだ方がましとは、この事を言うんだな。



      ※



私は、誰よりも他人の気持ちがわかってしまう。


想像でしかないけど、心が痛くなるんだ。


だからノリで毒舌を吐いても、暴言は決して言わない。


でもそれは、優しいのではなく、ただ無関心なだけ。


だって私は、薄情な奴だから。


思う事はできても、何もしてあげられないから。


悲しいのはきっと嘘だ。



      ※



何をしたらよかった?どうすればよかった?


何を信じたらいいのか、わからないよ。


頼れるものがない。


だから一人で頑張って来た。


心擦り減らして、生きてきた。


縋りたい思いで一杯だった。


悲しくて、辛くて、何度も自分を偽って、殺して。


裏切られても諦めきれない私は、ほんとバカみたいだ。



 ――一人で歩く孤独な道、

  そこには悲しい嘘が広がっている――

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