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episode.『10月20日(土)/10月22日(月)』



苦しいよ。


そう誰かが言った時、その痛みが誰よりもわかってしまう。


けれど、私にはどうすることもできない。


大丈夫なんて、無責任な言葉は掛けられないよ。


何もしてあげることができない。


その歯痒さに負い目を感じる。


ただ知ってほしい。


あなたは一人じゃないのだと。


私もあなたと同じだと。



      ※



一人は強いと言うけれど、でもそれは一人で生きることを強いられただけの仮初めのもの。


一人は弱いよ?


心の奥底に必ず、孤独と言う寂しさの闇を抱えている。


どんなに抗っても、揺さぶられれば簡単に崩れてしまう。


誰にも頼れず、支えがない。


凄く辛いし、苦しいよ。


私は、何にだって縋りたいよ。



      ※



誰かに心の底から好きって言いたい。


でも、私には無理だ。


誰かの優しさに触れるだけで、その暖かさに包まれるだけで、苦しくなる。


恋は切ない。


人を好きになってはいけない、なんてことはないけれど、やっぱり辛いよ。


誰かを好きでいることに、いろんな感情が混ざり合う。


私は、嫌な奴だな――。



      ※



生きることが苦しいのは、息を殺しているから。


人の視線を掻い潜り、存在を消しているから。


常に無心で、いつも無感情に生きている。


他人に無関心。


一人でいる私には、誰にも近づけない。


一人でいたいと思いながら、一人は嫌だと言う。


変な矛盾に囚われながら、停滞する。


私は、忍び耐える者。



 ――孤独の痛み。

  この息苦しさに私は今も尚、耐え続けている――

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