表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/959

episode.『09月04日(水)』



貴方がわからない。


皆がわからない。


私のことも、誰もわかりはしない。


そんな中でも手を伸ばし、求め続けるのが本物なのだろう。


でも私には無理かもしれない。


どんなに寄り添おうと周りにその意思はないのだから。


他人行儀の欺瞞や戯言。


何も見ようとはしない。


だから誰も私を理解できないよ。



     ※



貴方の中に私はいない。


貴方は私に興味がないから。


私が消えても、気づかない。


きっとすぐに忘れてくれる。


誰の特別でもないから。


誰も私を見つけられない。


見つけないでください。


どうぞ忘れてください。


私なんていなかったと。


世界から私を消してください。


いつの世も、私は独りだ。



 ――いつも一人の孤独の世界。

  私が消えても、誰も悲しまない――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ