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汚濁  作者: 夜砂昏
March
1012/1012

episode.『03月30日(月)/03月31日(火)』



この半年間


残業ありきの仕事尽くめで


そのせいか


平日や休日の暇な時に


自分は何してたっけって


ゲームを楽しめないというか


娯楽に割いてた


気持ちと時間という余裕を失った


1、2ヶ月くらい暇が続けば


思い出せるとは思うんだけど


取り戻せるかな


心が麻痺しているんだ


悲しい現実だ



      ※



言葉というのは


気持ちを伝えるための


素敵なツールだと思っていた


けれども人と関わっていく社会では


ただ言っておけばいいという


形だけの社交辞令で


気持ちの伴っていないハリボテだったのです


言葉や文字が素敵で美しいというのは


漫画や小説の中だけの


フィクションだったのです



      ※



話しやすい空気作りというのは


この人には何を言ってもいいという


安心感を与えることだと思うんだ


ただ言っておけばいいというものでも


言ったからこっちが正義というわけでもなく


伝わったかどうか


相手の意見も聞いたかどうか


対話があったかどうかなのだ


指図するだけは


良い上司とは呼べないよ



      ※



不機嫌を見せたりやテンションが一定じゃない上司は


仕事はできても言葉足らずで教育には不向きというのが


確立されつつある


だからこそ


感情豊かで冗談を言い合えるような


相手の気持ちを汲み取ることに長けている人がトップにいると


なぜそこにいるのかがわかる


そこが目指すべき場所だ



      ※



どれだけ君への思いを募らせたら


君に振り向いてもらえるのだろう


どれだけこの物語を紡いだら


君から終わりを告げられるのかな


君にとって僕はただの旧友


会えば何度だって君に恋をする


それでもまだただの友人


なんでもないただの幼馴染の一人


君の目に映っていた僕は


一体どんなだったのでしょうね



      ※



きっとこの後悔は一生消えないままなのでしょう


だからこそもう新しい恋なんてできそうにない


僕は真の意味で前を向けぬまま


生き恥を晒して生きていくしか道はないんだ



 ――言葉の美しささえも、

  物語と同じ、絵空事だったのです――

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