眠り
ダクソリマスター買ったはいいけど心が折れますね。
マリオ達は旅に出た。腹ごしらえを済ませ、暖かな太陽の光に包まれながら、満腹と心地良い外気から来る眠気を抑えながら旅に出たのであった。
それにしても眠い。恐ろしく眠い。この世界の魔法には眠気を抑える下級魔法があるわけなのだが、マリオもレイも異世界転生したばかりで魔法は使えなく。ただ、眠気と戦いながらあるくばかりである。「眠い」その言葉を二人とも発してはならないとお互いに判っていた。ふらつきながらも森を抜けるとそこには広い野原が広がっていた。二人は限界だった。野原の真ん中に到着すると二人は泥のように眠った。暖かな光に包まれながら、静かに、深い、眠りについた。
目覚めるとすっかり外は暗く、冷えていた。レイも目覚めたようでさすがに近くの町まで行かないと行けないと思い立ち上がったその時、鞄が無い事に気が付いた。盗まれた。冒険を始めたばかりの二人の所持金は頼りないものだった。それでも二人にとっては大切な生活費だった。激しい喪失感と自分達の行動に腹が立ったがもう諦めて次の町でしばらくクエストでお金を稼がなければとマリオは考えていた。だが、レイは違った彼女の転生前の職業は娼婦だった、そう、体を売ろうと思っていたのだった。そんな事も知らずマリオは町で小さな部屋を借りレイと二人で暮らす事にした。
あれからどのくらいの月日が経っただろうか、マリオはクエストをこなしていくうちにこの世界のルールを理解し慣れていった。しかし、二人の生活はすれ違いで、夜になるとレイは体を売りに出掛けていく。そんな事も知らずにマリオはBARで働きに行っていると嘘を信じ共同生活を続けていた。次第に二人は会話もございました減っていき不信感も大きくなっていった。
そんなある時、マリオは仲間に飲みに誘われた。レイが働いている酒場へと行ったのだがレイの姿は見えず不思議に思ったのだがそのまま酒を飲み仲間と別れた。帰り際、娼館から出てくるレイを見つけた、とても驚いたが意外と落ち着いていた。今までの不信感や今日、酒場にいなかった事を考えると妖艶なレイが効率よく稼ぐ方法など限られてくる。そのままの足で家につくと、喪失感に包まれながら寝た。レイが帰っきたような気もするが気にせず寝た。
目覚めると野原の上だった…今まで見ていたのは夢だった、なんとも言えない気持ちのまま、レイを起こし次の町へと急ぐことにした。寝過ぎだ、朝までねてしまったのだから。
町に着くと宿を探した。いい宿が見つかり此処に数日間泊まることにした。初めての冒険で二人とも心身共に疲れていたからだ。お金を払おうとすると、異変に気がついた。財布がない。外に出て二人は途方に暮れた。おかしくなったレイはこう言った。「ここをキャンプ地とする」…
二人の冒険は続く。
ダクソになれてきた。ケツを掘れ。