神風特攻おじさんとエンカウントした時の話(実話)
みなさん、ごきげんよう。
本日も日刊コノヤローーッ!!! の時間がやってまいりました。
今回は記念すべき第一回目という事で、特別ゲストにUMAを代表してチュパカブラさんにお越しいただいております。
こんにちは。
「チュパチュパ!!」
この日刊コノヤローーーッ!!! は私SATAが日頃感じた不快な出来事を出来る限りみなさんにリアルに伝えていこうという嘘の塊です。
「カブラチュパ!!」
はい、それでは始めていこうと思います。
× × × ×
先日、私が自転車に乗って家路についていた所、わき道からこれまた自転車に乗ったおじさんが猛烈な勢いでこちらへ向かって走ってきた。
見たところゆうに時速300キロくらいは出ていたのではないだろうか。それもろくに前も見ずにだ。
あっぶねっから!
そう思ったころには時すでにお寿司。
次の瞬間私の自転車の側面、後輪の辺りにそのおじさんという彷徨える青い弾丸が思い切りぶつかってきた。
あまりの衝撃にタラちゃんの小指がアフガニスタンまで飛んでいった。
そのおじさんは見たところ推定50代で黒いジャンパーを着ており、昼間から酒を飲んでそうな、どうしようも無い感じが身姿から滲み出ているタイプのいわゆる断絶すべき団塊世代代表だった。
どう考えても悪いのは相手のおじさんだと判断した私は、無言で相手の出方を伺った。
――するとあろうことか、そのおじさんは次第に怒りの表情を露にし、私に向かって
「ンジャテミコロッソ!!!」
と怒鳴りつけ走り去っていった。そしてそのまま2tトラックにひかれた。
あまりの驚きに、ノリスヶおじさんのヶが無駄に小さくなった。
私は動揺した。これでは読み方が『のりすがおじさん』になってしまうじゃないか。いいや、そこじゃない。
―――――ンジャテミコロッソ!!! だって?
間違いなく、初めて耳にする言語なのである。
私はすぐさまその場でスマートホンを手に取り、
インターネット検索で『ンジャテミコロッソ』について調べる事を試みた。
しかし残念な事に手がかりになりそうな結果を得ることは出来なかった。
『ンジャテミ コロッソ サンスクリット語』でも全くヒットしなかった。
謎は深まるばかりだ。
とにかく、家に帰ったら改めて調べてみることにしよう。そう思い自転車のペダルに体重をかけた。
しかし自転車はウンともスンとも言わない。
何故だ、そう思いながらふと先程おじさんと接触した辺りに目をやった。
そして飛び込んできた光景に、私は自分の目を疑った。
私の自転車の後輪の辺り、その一帯の空間ごとぐにゃりと捻じ曲げられているではないか。
「な、なんだこれは……!?」
謎は深まるばかりだ。
そしてSATAは泣きながら家まで歩いて帰った。おしまい。
P.S
ところどころ話を盛っていますが実話です。
そして、同じあなたの貴重な時間を私の為に使っていただけるのであれば、ネット小説大賞に参加させていただいております私のSF小説、『変性意識上のアリア』を是非お読みいただければと思います。
『リーディングドラッグ(読むドラッグ)』と銘打った独自の表現を用いた脳汁分泌系空想科学小説です。こちらはちゃんとマジメに書いています。
マジメに書いているのに、この日刊コノヤローーーッ!!!より大分カオスな作品に仕上がりつつあります。
固定概念を吹っ飛ばして、違和感を受け入れて、
主人公と一緒になって不思議な感覚を覚えていただけたら幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
※宣伝かよ
【最後に今日の占い】おうし座のあなた、今日のラッキーパーマはパンチパーマ★