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エッセイのようなもの  作者: くのじん
そろそろ綴る
6/7

6日目

今日は6日目で最後だろう


この文章を綴ろうと決めたのは、さっき22時ごろが1番死にたかったからだ。ただそれだけのことである。


今日死にたいと思ったのは、特段大きなことはないが、ただ頼まれていた仕事を完全に忘れていて上司に叱られ、それが苦しかったのではなく、普段案外真面目な性格で締切を忘れることなどない自分が締切を忘れ、ましてやその仕事の存在すら忘れていたことがショックだったのだ。一丁前に自分に期待している自分がいるのが心底嫌になる。


私はひどく臆病な人間なので、この出来事が上司によって言いふらされるのではないか、また仕事ができないと思われたのではないか、そんなことばかりが頭を巡って、「よし、死のう!」と元気よく心に決めたのである。


しかし、臆病な人間とはこれまた厄介で死ぬのが、死ぬほど怖いのである。普段から眠ったら起きられないのではないかと眠りの浅い私にとって、死ねるということは憧れに近く、やはり憧れとはとても弱いのだ。

そしてやはり覚悟は苦手なのである。

また明日。私が弱々しく死ぬ勇気がなかったら会いましょう。

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