表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

浮遊要塞

作者: 尚文産商堂

手野武装警備は、少なくとも国よりも強大な軍事力を有しているとも称される。

そこは陸海空すべての領域において、米軍と同等あるいは以上を目指している。


この方針は米軍に負けたとされる第二次大戦の終戦時より堅持されている目標であり、それを維持するために多額の資金が投入されている。

21世紀において制空権の確保はなおも重要視され、それによって一切制空権を敵に渡さない状況を作ることが肝要とされた。

それは手野武装警備の社内においても共有されており、抜本的な対策が急がれた。

そこで考え出されたのが浮遊要塞案である。


要は、空中に空母に類する要塞を浮かべてしまい、それによって攻撃してくる敵兵を壊滅させようということだ。

現在でも研究が続けられているこの浮遊要塞は、手野武装警備ではいつの日にか必ず実現するだろうという目論見で動いている。

それがいつになるのかは、誰も知らない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ