用語・設定集(一部)
「融合ウイルス型寄生動機動体群リジェネレイト」
ある時突如として世界各国に大量に出現した後、目的も不明なまま世界各国を破壊しそのまま破滅に追い込んだ謎の生命体及び機動兵器。現段階では世界全体の国土、そして人口の約八割を消滅させた。現在は出現数こそ落ち着いてるものの、近年は出現数が増える傾向にありいつまたあの時の様な大量出現が起こるかは定かでは無いが可能性はかなり高いとされている。
また種類も他のものが存在し、一般的な種であれば知能が低く食らう、殺す、犯すの行動原理を持つ「異形型」や動物の遺伝子を取り込んだものや中には人間の遺伝子を取り込み、知能、肉体に変異が現れた「変異型」更には生物ではなくエネルギー源不明の動力により稼働する機械兵器である「機動兵器型」も存在する。また動物や人間の変異には逆のパターンも存在する。
「私設武装殲滅組織」
後に解説する「第一次国家攻防戦争」の終結後、国が今後リジェネレイトについては軍のみでは対処出来ないと判断し、非正規の軍人や傭兵を構成して生み出した私設の戦闘部隊。自らが籍を置く区に申請すれば三人以上入った状態で基礎的審査を受け、合格すれば結成が可能。組織の名前なども結成した者達で決定が可能である。略称は「私設組織」
結成当初から序列やランクなどと言った階級制度は特に存在しないのだが、最近は勝手にランクを作る様な輩も存在するなど、界隈は荒れ始めている。リジェネレイト等を撃破し、報告をすれば国から謝礼金と言う名の給与が付与される。これが私設武装殲滅組織の収入源になるが、リジェネレイトの撃破以外の仕事を個別で請け負う事などもある。(護衛や個人的依頼など)
「第一次国家攻防戦争」
西暦20XX年に発生した戦争の総称。世界各地に同時発生し、止めどない勢いでリジェネレイトに無謀にも真正面から戦いを挑んだ戦争。既存兵器や大量の人員投入により、大き過ぎる被害こそ出たものの結果、ある軍人の猛攻により一時的にリジェネレイトの群は撤退した事により、全滅は防がれた。
しかし結果として、大量の軍の人員の損失、世界の国土人口の約八割が失われ、更には兵器が大量に使用され兵器が不足するなどと言う結果となりリジェネレイトの軍団こそ去ったものの結果としては敗北に近く、実質的には敗北となった。敗北を認め、各国首脳は後に戦力を増強する為に非正規の戦闘部隊「私設武装殲滅組織」を建設した。
「第二区」
主人公である「桐ヶ谷玲夜」達が住まう地区の名前。国土の多くは失われた為○○県等の名前で呼ばれる事はなくなり、残された県を「区」と呼ぶ事となった。日本には全三区が残存し、内の一角に玲夜達は住まう。
第二区の最高責任者は地位を引き継いだ若き女性「聖天使‐東雲冴霧」で何れは誰も戦う事をせずに世界を平和に導く事を望んでいる。しかし理想に過ぎないと批判を受ける事もしばしば。
表向きは三区の中では最高責任者の発言や言動故に平和的でかつての日本の中に残る区の内では評価が高い傾向にあるが口に出すのもおぞましい露見していない裏がある。
普段は過去に開発され、現在は区の防衛の為に使われている「全周囲隔壁式防御壁‐天の御柱」により全周囲を完全に防御しており、リジェネレイトや外区民の侵入を防いでいる。
「TEAM5」
第二区の裏側を密かに取り仕切る無法のマフィアチーム。密かに第二区の裏世界を支配しており、その中でも特にこの第二区に変革を齎す事を目標としており、マフィアチームの実質的トップである。それにより、TEAM5は第二区の多くの人間が警戒するチームで、私設組織も懸賞金が掛けられている為にその行方を追い続けている。少数精鋭組織で、現在確認されているメンバーは五人。
「KILLER-V」
第二区最強と言われる程の並外れた力を持つ第二区最強の私設組織。構成員は八名のみだが、個人の戦闘力は破格となっており、特にサブリーダーとリーダーの戦闘力は桁が外れている。第二区の中で最も支持されている私設組織であり、第二区の幹部達からも信用されているが、チームの男女比が狂っている事で度々批判を食らう。(男1女7)