表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強装備を持ってきちゃいました。  作者: みーとまくら
19/25

19話「勇者が来襲からの~」

 朝起きたらイベントをいつも通り行いました。本日は元魔王のラサとグレンとエディスでした。


 「「「旦那様、おはようございます。」」」


 「旦那様は定着なのかな?」


 「あら、いけなったかしら?」ギュ~ チュッ


 そういってラサが目覚めのキスをしてきた。彼女もお胸様が巨乳でしたので朝からムニュムニュです。グレンとエディスは控えめですけどそれにも増す十分魅力的な女性なので問題ありません。


 「当番制になっているのかな?」


 「これだけの人数がいるのだから、早い者勝ちね!」


 「「…。」」


 ラサは力こぶを作って勝ち取ったぞ!って言わんばかりの笑顔で話してきたが、グレンとエディスはそのことにはノーコメントでした。私は全員平等にしたいけど、流石にこの人数相手ですと…。その辺もソフィアに一任しよう!それにしてもハグからのキスにも慣れてきて、ラサは力任せに押し倒してキスしてきたが、グレンとエディスも待っているので、順番に行事を行いました。


 「「旦那様、ありがとうございます。」」


 「ご馳走様。」


 ラサ以外は素早く着替えてしまうので、私の着替えを手伝ってもらう間、ラサの着替えをガン見していたら恥ずかしかったのか備え付けのお風呂でエディスに手伝ってもらって着替えをしに行った。ガラス張りの視界はスモークでした。ショーツをはくときの仕草がとてもかわいくて着替え終わったラサにハグしながらキスをしてあげました。ラサは真っ赤な顔してうつ向いて食堂に向かうのでした。


 「手を繋ぐのも、恋人繋ぎが基本なのね。」


 「「当然です!」」


 メイド姿の二人を両手に背中にはラサが抱き着いての移動なので、とても歩きづらいが役得なので良しとしました。食後のコーヒーを飲みながらソフィアに予定の確認を行い。勇者到着までの間に済ませておくことを確認した。現在重母艦スパルヴィエロから惑星に降下した人員は120名を超えている。細かくは把握していないが、拠点の住居施設が整い次第順次増員するとソフィアから報告を受けた。


 「それだけの人員が降りてきてスパルヴィエロは問題なのか?」


 「無人となったとしても、AIによる艦制で維持できます。」


 「まぁ、そうだよね。生物的には私だけですからね。」


 艦の管理はロボもいるので問題ないことでした。ソフィアと拠点の状況を目で確認するため随行してもらい拠点を視察しに出かけるのであった。


 「庭に噴水を作ったんだね。」


 「今後、高貴な方の訪問も控えておりましたので準備しました。」


 リリア姫も作戦準備が出来たらこっちに来ると言っていたから、それに合わせての準備らしいが、湖を利用しての噴水なのでエコですね。拠点は屋敷を中心に前に噴水があり右側にメイド宿舎、左側に温泉宿、後ろにフリゲート艦が格納されている湖が広がっており、ちょっとした散歩コースもできている。


 「後で散歩コース行ってみる。」


 「「是非、ご一緒します。」」


 気が付いたら後ろにシャノンもメイド姿で付いてきていた。バスケットを用意しているので、ソフィアと口裏合わせて散歩を促されたのかもしれない。がそれはそれで楽しみが増えたので、これも良しとしましょう。屋敷は少し丘になった場所に建てたのでざっと拠点の中を確認できるようになっていた。湖は屋敷や温泉宿から眺めも良く今度、デートでもしてみようと思っていたので今日は天気もいいので良かった。屋敷の周りは王都で見た貴族が住む屋敷並みの煉瓦と鉄柵で作られた塀で囲われていた。門を抜けると、右側がショッピングモール?服屋とか武器屋?とかが出来ており左手は食料品や薬屋が並んでいる。その奥の方に住居が3階建てのアパート?いやマンションに近い大きさで規則正しく並んでおり。元暗殺部隊っ子達が出店でパンとか花とか販売していた。


 「あの出店で買うことあるのか?」


 「彼女たちの教育のために、乗員たちが時々購入しております。」


 「自分たちが稼いだお金で食料品を買っているのかな?」

 

 「一般教養のある子はそのようにしており、その他は屋敷でメイドとして教育をしております。」


 「なるほど、早く首輪を外せるといいね。」


 「現在、解呪できる人物を迎えにいておりますので、間もなく外せると思います。」


 「それは良かった。」


 暗殺部隊っ子達の対応も確認できたので、既に街になってる拠点確認と続けて、道も整備されており煉瓦風のアスファルト?となっていた。街用の大きな噴水もできておりいずれ街道が整備されれば商業ギルトからの商人も訪れる予定になっており歩道と車道も整備され馬車が通っても問題ないようにしていた。


 「もうすでに村でなく街になっているね。」


 「そのように開発は進んでおります。」


 この大陸に合わせた街灯が出来ていた。元々森であった場所なので、植木として利用しており並木も本通りに移設されていた。


 「ところで商業ギルドからの連絡はあったのかな?」


 「こちらに1回ギルド員が見に来ておりましたので、街の様子を確認して報告していると思われます。」


 「流通が確立されれば、移住者も増えるかもしれないね。いずれ納税する義務が出るのかな?」


 「治外法権ともあって、架空の国出身の私達には領土ではないので発生しないと思われますが、奪還が成功した場合はどうなるかは不明です。」


 統治する貴族が申し立てするかもしれないが、その時はリリア姫にでもお願いしてみますか。あと各ギルドは申請があれば対応するが、今のところ不自由もないので考慮していないが街の門近くに敷地は用意しているとの事でした。


 「商人の宿泊は宿でも用意するのかな?」


 「現在、宿の受付などの教育もしております。近日中には問題なく始められます。」


 宿泊施設は温泉宿があるので、宿対応ができるまではそちらにでも泊まってもらいましょう。酒場はどうするのか?そちらは人員が揃えば用意するみたいだけど、できれば移住希望者が来たら対応するらしい。

 街の堀は元々生息していたモンスターも大型ではない種族だったので、辺境都市ほどではないが石造りで建築しているとの事です。拠点の地下にもポーション、鉱石、現地武器研究施設があるそうで情報端末で共有しているが、細かくは覚えていない。街の近くに作物を育てる敷地も用意されており、放牧での馬や牛?みたいなのが飼育されていた。いつの間に用意したのかは情報端末で報告が上がっていた。2日掛けて街の確認をしたけど、居心地よい拠点となってしまったので魔王国が攻めてきたら本気での反撃をしてしまいそうで、恐ろしくも感じてしまった。


 ・

 ・

 ・

 ・


 今日も天気が良く湖のボートでソフィアとシャノンでデートをしました。今朝の「朝起きたらイベント」ではフローラ、シャノン、ケイトの巨乳組でしたので、思わず3人同時にもにゅもにゅしていちゃついてしまいソフィアが若干拗ねてるようねので、2日間連続でのデートに誘って来たところでした。


 「そろそろ到着します。」


 「あぁ例の勇者さんだね。ランチ後で良かったね。」


 夕方近くに到着する予定がランチ後での到着でシャノンにボートの上で、膝枕してもらっているときでの報告でした。桟橋に勇者の九条さんがこちらをすごい顔で睨んでいるが、暗殺としてくると思っていたので向こうの出方が気になるところでした。ボートを桟橋に付けたところで、彼女からの突然の罵声を浴びせられた。


 「貴様はこちらに来る時の惨状を知っておきながら、懲りずに奴隷として扱っているのか!!恥を知れ!!」


 「何のこと?」


 返答も聞かず九条さんは抜刀し魔剣で切り付けてきた。3人共ボートから飛び跳ねて地面に着地したが、シャノンのミニスカートが捲れあがってピンクのパンツが丸見えです。彼女は知ってかこちらにウインクしてる。ガン見していたら九条さんからの2激目が首を斬る高さの横なぎが襲ってきたところバックステップで躱した。


 「あぁ~思い出のボートが沈んでしまった。」


 九条さんの攻撃で彼女たちのデートの思い出が沈んでしまったが、そんなことはどうでもよいって感じで、九条さんは斬り付けてくる。ダンジョンでLVアップをしているみたいだけど、まだどうやら魔剣に振り回されているようだ。ソフィアの分析でどうやらカースフィールドの開発に成功したとの事で、そのフィールドの中で魔剣を破壊することで解呪可能との事でした。ですのでここは"光の剣"ビームブレードで魔剣を破壊してしまいましょう。


 ビューン ガシッ


 「光の剣でこの聖剣を斬られるものか!」


 ヒュッン ブーン ビシッ


 彼女の魔剣を狙っての一撃は剣で受け流された。切れないね。でも若干歪が出ているみたいでソフィアから継続の合図が来たので、今度は彼女の攻撃を受けることにしたところ。魔剣に亀裂が走った。


 「聖剣にヒビが入った。何であなたみたいな人が"光の剣"を持っているのよ!」


 「これは、初期装備です。」


 嘘は言ってないよ。剣どころか重母艦毎こちらに来てしまったけどね。彼女は悔しそうに顔をゆがめた後、魔力を高めて最後の一撃とばかり間合いを取り始めた。


 「この技であなたにとどめを刺してやる!!」


 まぁこの世界に転移されて直ぐに魔剣で呪いを掛けられた彼女には同情するけど、ここまで敵意を向けられると、本気で返してしまいそうだ。だけどそこは大人としての対応として、多少の怪我はするかもしれないけどそこは我慢して欲しいと思いつつパワードアーマーを蒸着させる。


 「"光の剣"に"光の鎧"まで持っていたなんて!!でも負けられない!!」


 ハァァァァァァー


 彼女の魔力を吸った魔剣が黒いオーラを漂わせて、大技の一撃が襲い掛かってきたが、こちらもまともに受けるつもりはなくその剣筋に合わせた受け流しをパワードアーマーの腕力を載せてビームブレード斬り上げるのだった。


 バシーーーン


 「キャァー!」ドサッ?


 すごい威力であった。九条さんの一撃はパワードアーマーを着ている腕にも衝撃が走りしびれている。魔剣は何とか破壊することが出来たのだが、アーマーからの供給を受けていたビームブレードもビームが維持できず消えてしまった。ファンタジーvsSFでしたが、お互い互角だったのかもしれない。剣だけではね。その為剣を破壊された九条さんを抱きかかえて終わらせる予定が…。蒸着も解けてしまった。


 「以外に危ない橋を渡ったのかもしれないね。」


 「そのようですね。やはり未知数なところはありましたが、現在の対応として艦長が適任でしたので、今回はお任せさせてしまい申し訳ありませんでした。」


 「そんなこと、皆を守る為ならいつでも任せてよ。」


 「「はい、宜しくお願いします。」」


 んっ?そこは今は戦闘の事だよね?今後の生活の事?いいぜ!男気をみせてやる~~~。


 ・


 王城中庭にてリリア姫とソフィは転移の準備をしていた。そろそろトーシオーと合流し奪還作戦の準備ができ連絡に赴くところであった。転移の魔法陣が完成した時にソフィが普段と違う光に気が付いたが既に遅かった。


 ヒュッン グサッ


 「クッ!」


 ヒュンッ


 ソフィは矢を狙ってナイフを投げたが、矢を落とすことには失敗してしまい。投げたナイフは放った者の眉間に深く刺さったのであった。


 「姫様~~~!!」


 「転移!」


 リリア姫を狙った矢が姫の肩に刺さったのであった。普段衛兵も周囲の警戒をしてリリア姫の転移に備えるのであったが、その日はいつもと違うが宰相の手の物でないことは知っている者であった為ソフィも警戒を緩めていたことろ、どうやら以前から傀儡にされていたのに気づいていなかった。


 ・


 転移先では丁度湖から九条さんを抱きかかえたトーシオーが、転移魔法陣が現れたのでそちらに目を向けたところ、肩に矢が刺さったリリア姫とそれを抱きかかえているソフィが目に入った。まずい!


 「ソフィア、急いでけがの手当てを!」


 「畏まりました!」


 現状を確認したソフィアも、救護班と軍医に指示を出して対応に追われるのであった。こちらも九条さんをシャノンに預けとりあえず温泉宿に寝かせておくように指示をし、ソフィに事情を聴くべく動くのであった。


===

 ファンタジー世界は何でもありです。SFでもある程度の裏付けが必要ですが、まぁ全て互角なんでしょうね。そろそろ近代兵器での無双に移りたいと思うけど、書きたいことばかりで本編が…。頑張ります。宜しくお願いします。

===


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ