17話「温泉を堪能してからの~」
寝室で3人とイチャイチャとしていると、流石に色々とまずいので彼女たちは着替えを始めた。女性の着替えを見る機会は当然なかったのでジッと見つめていたところ、シャノンが前から抱き着いてきて舌を絡めるキスをしてきた。押し当てられた胸の感触がたまらずに目を瞑り仰向けで堪能していたら、今度は入れ替わりにソフィアが着替えさせてくれてフローラは邪魔にならない程度に軽くキスをした。全員が着替え終わったら最後にソフィアとディープキスをしたところ、タイミングを見計らうように寝室の扉がノックされた。
コン コン
「どうぞ。」
部屋に入ってきたのは、昨晩いなかったレイシアがドレス姿で入室してきた。彼女は自分の髪と同じ色のドレスを着ておりワンポイントの髪飾りがとても印象的だった。昨晩は確認事項を整理している間に夕食時間が過ぎてしまったとの事で、来れなかったことを悔やんでいたのだけど、彼女を見たとたんに抱き着いて思わずキスしてしまい。他の子から「良かったね。」と声を掛けられていた。ドレスの感想も言えなかったけど、どうやら問題なく、彼女は赤面して恋人繋ぎで食堂に向かうのであった。
「こっちに来てから、ラサと合っていないのだけど大丈夫?」
「現在、食事をしては寝ている生活を繰り返しており、不満は特にありませんが、そろそろ何かしらの行動があるかもしれません。」
「何かしら?」
「直接本人に確認しては如何でしょうか?」
確かに彼女たちと違って、情報共有していないので直接話をしなければ状況がわからないので、食後の温泉の後に会いに行ってみるとしようと考えるのであった。
「食後に、温泉に行こうと思うけど良かったかな?」
「「「「「「ご一緒します。」」」」」
ソフィア以下3人は一緒に寝たので、何故かその他のレイシア筆頭メンバーは一緒に行きたいとの事でした。私的には問題ないのだけど、仕事的にも問題なさそうだと思うから良いでしょう。
「じゃ、一緒に行こう。」
「「「「「はい!」」」」
段々とハーレム状態になってきているが、彼女たちがそれでいいなら問題無いと思う。命令してないし自由にしていいとも言ってるからね。特に縛ってないからね。物理的にも…。ここに来て一気にプレイボーイ的な行動になってきているが、もう防波堤は撤去してしまったので、今更戻す気は無いです。
「ところで、全員に確認したかったのでけど、元の世界に戻ることがあったらどうする?」
「「「「「「「「「艦長と共にいたいです。」」」」」」」」」
んっ?全員それでいいの?私中身は48歳のおじさんだけど、アバターは22歳のイケメンですが、甲斐性的には重母艦の艦長であって今現在は自由にしているけど、ゲームの中でも自由でしたけどね。まぁ問題なのかな?全員その世界でも私の私設部隊といっても過言ではないからね。自由にしていいといったからには彼女たちの意見を通そうと思う。
「じゃ、共に生きよう。」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」
方針も決まったことだし、露天風呂に向かいますか~
・
露天風呂に向かったのだけど、脱衣室も混合?ですが彼女たちは気にしていないみたい。いろんな形のお胸様を拝みながら、湯船に向かったのだが、そこで意外な人物に合うこととなった。
「あら、お久しぶりね!」
「おっと、一緒に入っても良かったのかな?」
「旦那様に隠し事は一切ありませんから構いませんわ~」
そこにはラサが湯船に足だけを入れて縁に座ってこちらを見ていた。相変わらずの吊り上がったお胸様が眩しく。規制が入っているように湯けむりで鮮明に見ることが出来なかった。あんでここまで来て規制さん仕事してるんだよ。と思いながらこちらも湯船に入ると同時に一緒に来たメンバーも湯船に浸かるのだった。
「それにしても、自堕落な生活をしていると聞いていたが問題は無いのかな?」
「あるといえば旦那様が構ってくれないことですわ!」
「それは、申し訳ないことをしましたが、ラサはこの状態での関係に問題は?」
「強い男がハーレムを築くことは珍しいことではないですよ。」
こちらの世界ではハーレム自体あるとの事は聞いていたが、理解されているとまでは本人たちにしかわからないからね。問題ないらしいけど…。
「むしろ、強い血を残さないことの方が罪ですわ。」
「そういう物なのか?」
「そういうものですわ。」
ラサも問題ないので、彼女がそれとなく近づいてきて湯船に浸かった膝の上にまたがってキスをしてきたのであった。
「ずいぶんと、慣れたものですわ」
「実際、昨日教わったばかりだけどね。」
「ふふっ良いことですわ」
そんなことを湯船でやっていたところ、不穏な動きを感知したのか他のメンバーが警戒を強めてきた。各自脱衣室に武器を取りに行ったりしているが、ラサが一喝した。
「無粋な連中だわ。旦那様とやっとイチャイチャできたのに出てきなさい!」
彼女が一喝した途端、温泉宿の外の木の上から矢が放たれてきたが、当然こちらのメンバーも感知していることなので、重火器で落とされていた。更に何人かは既に取り押さえられているのか、その中でも手練れの連中だけが数人乱入してきた。1人以外は洗い場で取り押さえられ、1人だけナイフを片手に近づいてきた。
タッタッタッ
「ちょこまかと、邪魔しないで!」
ラサが放った魔法を避けたと思っていたが、どうやら軍配はラサが上で誘導されて2発目の魔法で相手は気絶するのであった。代表してレイシアが報告に来たけど。裸体での報告で内容をお胸様をガン見しながら聞いてしまった。
「侵入者は全員捕らえました。こちらに被害はありません。」
「うん!感服致しました。」
思わず見当違いの返事をしたけど、しょうがないよね。好みの子が膝ま着いて丸見えの状態だからさ、だって気が付いてレイシアの恥ずかしがる姿が可愛くて思わず湯船に飛び込んできたからギュッて抱きしめてあげましたとも。肝心のラサは大の字で、
「不届き者め!思いしたかっ!ハッハッハッ」
ってやってるから、どちらかというとレイシアの反応が一番好きかも、彼女にお礼とばかりキスして露天風呂を出るのであった。不審者はどうやら全員獣人で、奴属の首輪が付けられており、無理矢理にいうことを聞かせていた節があり装備全部をひっぺ替えしたところ、勿論服もだけど全員女の子?でした。全員お胸様は発展途上国なのと歳も12~14歳くらいと思われる子たちで、メイド部隊がワイワイいいながらお風呂に入れていた。ちょっと匂う子もいたので、私に合わす前に綺麗にするとのことで、大広間に集合した時には、とてもかわいらしいメイド服に着せ替えられてた。
「任務失敗、全員処分確定…。」
代表して狐の耳をした彼女がボソッとしゃべりだした途端、他の子たちも顔を青ざめさせてシクシク泣き出してしまう始末で、どう処分すべきか悩んでいるとソフィアから提案があった。
「団長、とりあえずご飯にしましょう。」
「この状況でそれでいいの?」
「大丈夫です。お任せください。」
ソフィアの提案で、不審者共々ご飯を食べることとなった。女の子たちも料理がテーブルに運ばれてくるたびに目線が釘付けになっており。お腹が鳴っている子も中にはいて恥ずかしそうにモジモジしていた。
「まずは遠慮なく食べなさい。」
「「「本当に食べていいの?」」」
何人かの子が確認のため聞いてきたけど、ソフィアはその子たちを優先的に席に座らせて食事を促していた。私も何だかんだ思うところはあったが一緒にご飯を食べることにした。勿論ラサは許可もなく食事を出されるたびに食べきっていた。ある程度食事が進み果実ジュースが配られたところで、首輪をつけた子たちにソフィアから話し出した。
「その首輪は外せられるの?」
「わからない。」
代表して、狐耳の子が対応していた。とてもメイド服が似合っていてかわいらしい。特にスカートから出ている尻尾がもふもふで触らせて頂きたい。是非仲良くなりたい。いつか触らせてもらえるためなら、何でもしてしまいそうだ…ゲフン、ラサと女の子たち以外からとても冷たい目線を感じて、女の子たちから「ヒッ」って悲鳴を発する子もいた。イエスロリータノータッチである。
「制限はあるの?」
「取り付けた人間の魔力を流さないと、苦しくなりいずれ死ぬと聞いている。」
「じゃとりあえずは問題無いようね。あなたたちこの村に住みなさい。」
「迷惑が掛かる。放っておけばいずれ死ぬ。」
「大丈夫、団長がその間に対処法を見つけてくれるわ。」
おいおい確信のない約束は良くないけど、ソフィアが言うのなら多分既に対処法を見つけているのでしょう。それにしても30名ちかくいる子たちが増えるのだけど今後の隠ぺいに問題なのかな?優秀なソフィアがいれば問題ないでしょう。そう思って彼女たちに声を掛けるのであった。
「任せて下さい。あなた達を何とかして見せます。」
「「「「わぁ~~!ありがとうお兄ちゃん!!」」」」
パァっと笑顔になった彼女たちを見ながらソフィアに目配せしたところ問題無いですとの合図があったので、この件はこれで御終いとなった。後でソフィアに確認したところ、まず襲撃前に無力化もできたのだが、襲撃した事実を作るっことで女の子たちを保護し易くする事と恩を着せることで首謀者の情報を聞き出すことが目的であったとの事です。特にこの子たちの襲撃があったとしても誰も傷つけることは叶わないと判断したとの事でした。まぁ首謀者の名前はわからないけど、宰相でしかないですね。どうやらソフィアは既に盗聴器も仕掛けてあり確認もできているので問題無いとの事でした。
「当面のあの子たちはどうするのかな?」
「温泉施設の従業員と、屋敷のメイドとして雇い入れます。もともと暗殺部隊としての教育を受けており身体能力は城の騎士よりも高く、護衛としても問題無いのですが、常識が欠けている者もいますので教育しつつ対応できるように育てていきます。」
「奴属の首輪は?」
「それも、解呪方法は見つけておりますので、その者を拠点に連れてきます。」
魔道具とのことで、無理に外すことでの弊害もあるとの事で施設内に感知できないフィールドを構築しているので、首謀者は全滅したと思っているとのこと。労せず増員が出来て一石二鳥との事です。再度送り込まれてもまた人員を増やすことが出来るので、その間に首輪を外せるようにすることで問題ないとの事でした。
「宰相は踏んだり蹴ったりで、大変だね。」
「そうですね。フフ」
何だかソフィアさんの機嫌がいいのでこちらも喜んでしまいそうです。そんなことをしている間に勇者=九条さんの情報があり現在ダンジョンでLVアップの修行をしているということです。この世界にはLVがあるみたいだけど私はどうなるのかな?っと少し考えたが、問題無いことに気が付き片隅に追いやったのでした。
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もふもふを出したくなって、無理矢理に本編に入れてしまったので話が若干変になってきましたが、うまいこと修正してみます。キャラばかり増えてきて絡みが難しいですが書ききってみます。宜しくお願いします。
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