チート化計画(孝文編)
真由美さんから❬スマフォ❭を渡されて3日が過ぎた。
今日は休みの日なので食事の時間以外は読書で過ごそうと決めていたのでアオイにも事前に言ってある。
ここ数年、修行も終わりお互いに女性が苦手な事もあり休みの日もアオイと過ごす事が多くなり、更には住む家も同じになり四六時中一緒にいたのでそれが普通であったので休みに読書の為に1日部屋で過ごそうと思った事もなかった。
アオイも自分が休みの日に部屋で読書をすると言うと最初は驚いていたが元々休みの日にまで俺に付き合っていたのが可笑しいんだと、したい事があるのは良い事だと喜んでいた。
この世界に召還されて20年兄弟の様に育ち親友でもあり家族でもあり一番自分の事を信頼し心配してくれる存在、そんなアオイも真由美さんのチート計画には大賛成で自分よりも乗り気であり、自分が成功すれば次は俺だとまで意気込んでいた。
アオイが大興奮する事で自分の中の熱は覚めだしていたけど物語を読み始めるとそんな事さえ忘れて物語に集中しだした。
今読んでいるのは真由美のオススメの中のもので一人の少年がある日突然召還されて異世界で料理をしながら回りの人と過ごしていく物語。
チートという物に興味はあったのだが料理が出てきたので真由美と近いのかな?と思い選んだのだが読み出すと面白い!
真由美や自分達と違い少年はそのままの年齢で召還されたいるしチート能力はひとつ?しかなかった、けど料理をし、生活を続ける事でチート能力なとかスキルがみるみる上がり、元の世界から持ってきていた服や鞄までチート能力だと分かったり少年の性格が少し真由美さんに似ていてのんびりしている所とか変に頑固で怒ると怖い事とか親近感が半端なくどんどん読み進めたくなり昨日も遅くまで読み寝落ち?してしまっていて朝、真由美さんに怒られた。
怒られて今日の休みは良いが今日の寝る前と明日からの読書時間に制限をつける事を約束させられた。
真由美さんに怒られている横でアオイが笑っていたのは面白くないけど真由美さんにもアオイにも心配をかけたくないので約束は守ろうと思う。
只、真由美さんは物語の影響を受けているのだろうか?
少年の怒った時の笑顔の中の威圧、真由美さんも笑顔が怖かった。
自分が物語の影響を受けているのだろうか?
……違う、前回怒った時も悲しそうではあったが静かに笑顔であった気がする、普段優しい人が怒ると怖いというやつかな?
物語も夕べで半分以上読んであるので今日で読み終わるだろうと寝不足ないので昼食まで少し寝ようと思って寝ていたら部屋の外が騒がく目が覚めたので部屋を出ると真由美さんとアオイが家を出る所だったので理由を聞くと
「メアリー様が部屋から出て来なくて声をかけても返事がないと城で大騒ぎになっての!」
「ばあちゃんが部屋の中で倒れたかも知れないから様子を見てくる!」
との事、只事ではないので一緒に行く事にしてついて行くとメアリー様は元気だった。
自分と同じで読書にはまり過ぎメイドの声も聞こえず時間も忘れて集中していたそうだ。
「メアリー様、気持ちは分かります。僕も今朝まで読んでいて寝不足で真由美さんに怒られました」
「あら、孝文もなのね?真由美ちゃんのオススメは面白くて止まらないのよね~?あっという間に時間が過ぎてて~!」
そんな事を話して居たら後ろから寒気がして、振り向いた時には親子なのですか?とは聞けないがそっくりな笑顔で真由美さんと宰相様が微笑んでいました。
その後メアリー様と宰相様、真由美さんとで話があると自分とアオイは家に帰り昼食後アオイを仕事に見送りおやつまで読書をしおやつに帰ってきた真由美さんに今度の読書の注意事項の徹底を約束させられました。
自分の読んでいる物語はもうすぐ終わるから大丈夫だし次からも気をつけると約束すると真由美さんは申し訳なさそうに
「こめん孝文君、その物語なんだけど今読んでるのは漫画でしょ?漫画化は一番最後だからそれ、まだまだ続くよ?元々無料投稿の作品が小説化?してその後漫画化したやつだから。漫画はなろうの半分もいってないんじゃないかな?」
「え?」
「え?、最初に説明したよね?なろうは今も投稿され続けてるから長いし気にいるかわからないからコッチの漫画で読んで見て気にいって読み続けたければ、なろうの読もうか小説の方をすすめるって。」
あ、あ~~、確かにそう説明された、漫画小説、ラノベ?、なろう、漫画が手っ取り早く簡単に読めるから最初は漫画で自分の好みを探してそのまま漫画でもいいしもっと深読みしたいなら元の原作?を読んでもとか、漫画が原作な時もあるとか、
……えっと、これは確かに読む前になろうからラノベ?化と小説化して後から漫画化したやつって言ってな。
(ちょっと省略されてる所もあるから私はなろうの方が好きかな?)とかも。
だよな、あの日常のほのぼのからどういう完結に持っていくのかと少し残念感と疑問感があったもんな。
まだまだ読めるのは嬉しいけど半分もいってないって。
……寝るまで読む分はなろうに切り替えて始めから読み直そうかな?
約束は守りながら今日から又読めるのはなんだが嬉しいし楽しみなので真由美さんにはお礼を言って読書に戻ろうかな?
「教えてくれて有り難う、心配しなくても約束は守るし真由美さんのオススメなだけあって面白いから早速今から部屋に戻ってなろう?の読もう?の方を読んでみるよ」
それならとお盆に飲み物とお菓子ののせた皿を持たされて夕飯前に声をかけるから返事をする事、返事がなければ部屋に無断で入っていい事を約束させられて送り出された。
……「さぁ、寝るまでにどこまで読み返せるかな~?」




