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新たな騒動?2

「さ、さて、真由美さん、フレイヤー様、まずは座ってお茶でもいかがですか?」

固まる真由美に気遣わしげにレイ宰相が声をかけると真由美も我にかえって返事をしようとレイ宰相に振り向くが真由美が声を発する前にフレイヤーが又々驚きの発言をし、再び真由美を固まらせる。

「お茶もいいのですけど、その前に若様の母上がいらっしゃいます。多分すぐ来られるでしょうからお茶はその後ですわね?ほら、いらっしゃった。」

そう言うと再び2人の子供を促し三人で跪き頭を下げてその場で静まる。

三人が頭を下げたと同時に真由美のとなりに眩しい光が現れ光の中に美しいそれは美しい女性?が現れた。

だがその女性?はどう見ても人族ではない、

全体にはルーより小さいに完全に成人した女性、背中にはキラキラと輝く透明な羽根の様な物が何枚も見えその人では無い美しさをさらに引き立てていた。

女性を見たパールは

「母様!」

と嬉しそうに女性に抱きつき泣きながら母と離れてしまった事を謝っていた。

泣きながら謝って今までの経緯を説明する間も女性に抱きつき、頬をすりこみ今まで離れていた時間の分も母を感じようする姿に真由美は目頭を熱くする。

(やっぱりお母さんと離れて心細かったんだよね、お母さんに又逢えてよかったね。)

これで一安心だと感動していると突然女性から声をかけられた。

「貴女が真由美だな?この度は子供の命を救って下さり感謝します。この子は私から離れてしまった時点で命を終える運命でしたが貴女に拾われた、誰にも気がつかれずに終える命を救えた貴女とこの子が契約できるのは運命なのでしょう。この子に名を与え契約者としての新たな命を与えて下さり有り難う、これからただの精霊として生きていくこの子の事をこれからも宜しくお願いします。貴女の役に立てるよう私からのお礼としてこの子力は目覚めさせました、そう遠く無いうちに全ての力に目覚めるでしょう。」

そう真由美に微笑みかけ最後にパールを撫でた女性は光と共に部屋から消えていた。

女性が消えて静まりかえった部屋の中でフレイヤーの(精霊王女)というつぶやきがメアリー、アオイ、真由美の頭に入ってくるのだった。


「という事は此方のパール様は精霊様で先程のパール様の母上様は精霊王女という事ですね?そしてパール様は精霊王の道はなくなり、真由美さんと契約をした事で命を繋ぎ、ただの精霊として生きていけるようになったと、…」

レイ宰相の確認にパールが頷き真由美に抱きつく。

正確には真由美の肩に止まっていて真由美の顔に全身をくっつけただけに見えるのだが真由美には抱きついてい来た手の感触が分かり可愛らしい行動に身悶えしそうになるのだが、この場では止めておいた方がよいと耐えていた。

又、アオイと孝文は真由美にあんなに引っ付いてと羨ましいなどと思っていたりするのだがこの場にメアリーが居る事を思いだし即座に思いを打ち消している。

「まぁ、真由美ちゃんから離れると見えなくなる時点で精霊や妖精関係な事は薄々分かってはいたのだし、今更母上が精霊王女だからといって契約を解除する訳にはいかないしねぇ?なるようにしかならないわぁ、ただ暫くは王家以外には知られないほうがいいのはたしかよね。真由美ちゃんの能力も知られたら大変なのにおとぎ話にでてくる伝説の精霊王女の子供と契約なんて…あやかし族に遊びに行くのも当分は止めたほうがよいかしら?」

「そうだね、もう少しパールちゃんの力が目覚めて安定してからの方がよいだろうと思うかな?僕としてはどんな状態でも2人を守るつもりでも精霊関係でどんな状態になるのか被害とかがわからないからね…」

「そうですね、お二人が悪い訳では無いのですがお二人の力で回りにどんな影響がでるのか分かってからでないと私も宰相の立場としては許可はだせません。お二人には今後、色々な状況下での対応策を試して頂きその力のコントロールを習得している事を我々にご報告して頂いてから今後の外出範囲を取り決めましょう。お二人もその様にお願いします。」

レイ宰相や回りの大人達が疲れた様に話し合い当面の見通しを立て真由美とパールは素直に頷く。

普通に精霊と契約などできないのに出来てしまった真由美と元々精霊王女の子供であった精霊が攻撃を防ぐ為とはいえ生き物に害なす事などある訳がないと思うのだが、分かっている自分とは違い不安な大人達が安定するならとだって様子を見るフレイヤーなのであった。

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