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長い1日ー3ー5(束の間休息)

小さな天使、メイとルイの二人とお昼寝をする為にこれからお世話になる部屋へとタカフミとアオイが案内をして 道中イロイロとあったが 気を取り直していざ目的地に到着した。そこはどう見ても立派なお屋敷で どんなにか立派な方が住んでいるのだろうと思っていたまゆみなのだが そんな立派なお屋敷に住んでいるのがタカフミとアオイだけと聞きさらに驚いてしまった。

このお屋敷は第二王子が家族で住む為に建てられたもので まだ婚姻してなかったアオイが成人した歳(この国では16歳)からタカフミと暮らしているらしい。まゆみはアオイの婚約者という名目なのでこのお屋敷で住む事になるのだ。

『こんなに立派なお屋敷に3人だけって?』

と 目が点状態なのだがそれが普通らしい。この国の王城はかなり広い。

先程まで皆が居た場所が本城で 皇太后妃様と 王様と王妃様が住んでいる。その後方に三棟?のお屋敷が建てられていてそれぞれに 皇太子御家族用、第一王子御家族用となっているのだとか

因みに現在は第一王子だったカイ様が皇太子様に即位された為 皇太子御家族用のお屋敷に越され 第一王子御家族用のお屋敷は誰も住んで居ないのだとか

そんな次元の違う説明をされてただただ驚くばかりのまゆみだが 召喚されてから驚いてばかりいるので さすがに疲れたのだろう 子供達を寝かし付けていると眠気に襲われ そのまま子供達と一緒に眠りに入った。

二時間位は寝たのだろうか?目が覚めた時にちょうど子供達も目を覚ました

子供達がぐずったりしなかったので(凄いね~ 偉いね~)と誉めたり頬ずりしたりしてじゃれていると タカフミとアオイが(おやつの時間)だと起こしに来たので皆でおやつを食べなから

『次の時はお話して!』とか

『つーはアオもいしょ~』

『良かったですねアオイ』

とかほのぼのした時間を過ごしていたらお屋敷の訪問ベルのようなものがなりタカフミが対応している、 何やら執事らしき男性と一緒に戻って来たタカフミがアオイに向かい

『アオイ せつ様が本城に御越しになったそうだ。まゆみ様を呼んでいると。』

『きたか』

『私?』

アオイが 刹という訪問者の事を知っているのだろう(早いな)と呟いているので まゆみに逢いに来た事も分かっていたようだが まゆみには全く分からない。分からないのでアオイに誰だと聞くと

『この国を造ったといわれる鬼だ』

と答えが返ってきた。

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