どうやら能力はすごいようだ
リリムはガクガク。ウェリザは腹をかかえて笑っている。
【ウェリザ】
いやーこれは凄い傑作だ傑作だ!
だって誰も一人に一つしか持てないはずの神の称号を3つも持ってるんだよ。しかもその中の一つはおそらくこの蓮誠ともう一人連れてこらてた子が取るはずだったもの。そしてもう一つなんか新しい神の称号創っちゃてるし。魔神だったか?なんなんだろうね!
いや〜見込みのあるやつだとは思っていたけれどここまでとは!
ほんとスキルの欄おかしいでしょう。文字化けだよ。何でもできたと言われる初代創造神の残したもの、ステータスバーでも解析できないんだよ。
いや〜もうこれは笑うしかないよ〜
【蓮誠】
あっウェリザさん復活した……。
リリムはまだガクガクしてる……
何もしていないけどなにかしたみたいで申し訳ないな……。
『いや〜君すごいよ強い強い!君なら邪神でも何でも滅ぼすことができるんじゃないか?』
あー。ウェリザさん……それフラグって言うんですよ……
『まあ通り説明などは終わったとおもうから早速D試練を受けてもらおうかな。』
「あの、D試練ってなんですか」
『あ〜〜。ちょっと脱線しててまだ言ってなかったね。試練にはAからEまでのクラスの試練がある。A試練が一番難しくてE試練が一番簡単だよ。今回受けてもらうのはD試練だというわけ。』
ふ〜ん。そんなクラス分けされていたんだね。
『早速試練に向かおう。まず【ギルド】というところに行こうか、他の神様も天使もみんなこう呼んでいるよ。あっそうだ蓮誠君魔術を使ってみないかい?』
………………もちろん使ってみたい!!
『つかいたそうな顔しているね。リリム、教えてあげて。』
しかしリリムは、未だガクガクしていたそして少しして口を開いた。
「不公平だ!!!」
この声は神界じゅうに響き渡り、何処かのブラック天使企業は、この声を聞いて幹部のように優遇されない社員達は、リストラを起こしたというのはまた別の話。