挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
絶対悪に選ばれた僕が、英雄育成学園に行ったらどうなるの? 作者:なる君
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

1/3

1話「日常が消えた日」

失踪系投稿者ですが、今度完走して見せます!
至らぬ点もあると思いますが、何卒よろしくお願いします。
いつもの日常
いつも通り朝起きて。
ご飯を食べる。
父の手伝いで畑を耕し、それが終われば、病で床に伏せている母の世話をする。
そんな変わらない日常を今日も送るはずだった。



朝起きて天井を見上げる、そこには見慣れた天井があるはずだった。
すぐに体を起こそうとするが、何かに縛られてるように僕の体は一切動かない。
いきなり起きた事に混乱しているが、落ち着いて思考を整理する。
(ここは、どこだ? 洞窟か?そんな事はどうでもいい、何とかしてここから出ないと!)



何とか、出られそうな場所が無いか探すが一向に見つかる気配がない。
そんな時、自分のそばに父が現れる。
体は、動かないが何とか口だけは動かせる。
僕は、何とか父に喋りかける。
「父さん、良かった。体が動かないんだ助けて!」
父は、僕が喋りかけてくる事にかなり驚いてる様子だ。
(何で、驚いてるんだろう?)



そんな疑問が、頭に浮かぶ。
父が重々しく口を開く。
「なぜ喋ることが出来る!」
父が僕にそんな言葉を投げかける。
「喋れるに決まってるよ、僕は口を塞がれてないんだから。」
父は、僕の当たり前の言葉を聞いてより表情は驚きに満ちていく。と言うか、僕の事を怖がっている様に感じた。
「やはり、予言者の言った通りか。いいかお前には最高位の呪術で身体の自由を奪っているはずなのだ。」
僕は、父の言った言葉が理解出来ない。
(呪術?父さんは、一体何を言っているんだ?)



「やはり、お前が絶対悪だったのか!」
またもや僕は、父の言葉を理解出来することが出来ない。
「父さん、何訳の分からないことを言っているの?絶対悪ってなんなの。」
僕の言葉に父は、反応を示さない。
「昔から、少しおかしい子だと思っていた。」
「お前は、俺や母さんの手伝いを嫌な顔せずやっていて、誰に対しても怒る事をしなかった。」
「お前は、誰に対しても怒る事をしなかったのは全ての人を見下していたからなのか?」
父が僕に問いかける。その顔は、今にも泣き出してしまいそうな顔だった。
「違うよ!僕は、、、「違わないお前は絶対悪なんだ!」」
僕の言葉に誰かが言葉を重ねる。
声から誰かを探ろうと思うが、その声色は何故かノイズの様な者が掛かっていて上手く聞き取る事が出来ない。




「貴方は、父親なのでしょう?ならば息子が本当の絶対悪になる前に楽にして上げなさい。」
そのノイズの言葉を聞くと同時に、父は僕に向かって斧を振り上げる。
「すまない、本当にすまない。」
そんな父の言葉を最後に、僕の人としての一生は僅か15年で、幕を閉じた。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ