ニート・オア・チート 第一章メインテーマ レジスト!
レジスト!
わたし転生者だからね
生きるの辛いんだと書いた
女の子の日記の文字は
ふるえて鋭くなっている
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
貧民のくせにと鞭を打たれ 子供達の瞳が歳をとる
憤りを握りしめすぎた 手のひらに 赤い血が滲む
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
あたし、本当は見ていたんです 昨日 通りの片隅で
倒れ伏し動かない少女と 叩きつけた貴族のうす笑い
あたし、驚きに凍りつき 助けも呼ばず叫べもしなかった
ただ恐くて逃げてしまった あたしの敵、それは あたし自身
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
昏い雨に打たれながら 鳥達が飛んでゆく
輝いてるのは 傷つき抜けかけた羽が震えるから
風の流れに身を任せ いっそ地に落ちてしまえば楽なのにね
飢え衰え そんなに飢え衰え 鳥達は飛んでゆく
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
生き延びるか死ぬか、それはわからない それでもとにかく抵抗の
その旗を振り上げて あいつは空になりました
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
厄介者が故郷の村に 災いを呼ぶ気かって言われてね
その気なら、おまえの身内も住めないようにしてやるって言われてね
うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせなかったこの手紙
あんたに送るから持っててよ 滲んだ文字 嘆願書
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
私、男だったらよかったわ 力ずくで男の玩具なんかに
ならずにすんだかもしれないから 私、男に生まれればよかったわ
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
ああ 小鳥達の群れきらきらと 空の上の国境を越えてゆく
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
レジスト! 抗う君の詩を
抗わない奴等が嘲るだろう
レジスト! 冷たい風の中を
ふるえながら飛んでゆけ
レジスト!




