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打倒お父様!魔道具使いメアベル奮戦!

ゆっくりと、堂々とした歩調でこちらに歩いてくるお父様

まず私が取り出したるは!


「じゃじゃーん!敵のパワーを測る機械ー!」


この虫眼鏡のような小さなアイテムは、覗き込むことによって相手のパワーを調べることができるのだ!

もちろん使わない手はないね、なんてったってまずは敵を知ることが最重要課題なわけで

幸いお父様の歩みは遅い、強者の余裕ってやつかな?その余裕が命取りになるのさ!


「……さあ、なんでもやってこい、私はお前のすべての攻撃を受けとめ」

「純然たる吸血鬼の力で、すべてをたたき伏せてくれよう」

「あらあら、そんな余裕でいいのですかお父様?」


会話で間を持たせつつ計測!えーと……

妖力が私の一万倍

筋力が私の二万倍

スピードは……計測不能

ついでに私が勝てる見込み……万に一つもなし

……ふーん、面白いじゃん、でもこれは私が何もつかわなかった場合!

私には!魔道具がある!


「……なにをしている、一人でブツブツと喋って」

「おほほほほ……作戦会議です……わっ!」

「ぬ……?」


笑い声のとぎれと共に私が投げたのは!煙玉!

もちろんあれは特製の魔道具で、暫く相手の周りに煙が吹き出し!視界を遮るという便利アイテム!

そして相手が視界を遮られている今のうちに!次に使う魔道具をっ!


「ふん、小癪な」

「え、ちょ……」


おっとぉ……お父様が腕を一振りしただけで煙が晴れたぞぉ?

これは想定外……だけど……

次の魔道具の準備はできた!くらえお父様!


「私特製!妖力バズーカ!」

「……ふっ」


掛け声とともに飛ぶ、紫色の砲弾

このバズーカは、妖力をためて相手にとばすことができる!

もちろんいくらでもつめられるから、常日頃から私がせこせこと妖力をためていたのだ!

今回は景気づけに10年間ためた妖力を一気に放出しちゃうよ!

流石のお父様でも10年間貯めに貯めた私の妖力を食らえば……


「かあっ!」

「は?」


おっとぉ?10年貯めた私の妖力がー?

お父様の気合い一つではじけ飛んだぞー?

おっとぉ?私の10年はぁ?ってあぶなっ!


「きゃあっ!」


おいおい……私の隣に砲弾が突き刺さったじゃないかーこいつめー

乙女らしい悲鳴を上げてしりもちついちゃったじゃないか畜生め

……当たってたら多分死んでたなー……

と、若干震える体を抱きつつも私は立ち上がるよ


「どうしたメアベル、お前の力はそんなものなのか?」

「……お父様が化け物じみているだけですわ」

「ふっ、そうか、褒め言葉をありがとう」


けっ、ぺっ、余裕ぶっちゃってまあ

まあでも、勝ち筋は見えた。お父様は私の攻撃をよけない

つまり当てれば絶対に死ぬ攻撃をすればいいわけで

そんな危険極まりない道具があるかというと、あるんですねこれが


「お父様?今から私が、最高の一撃を叩き込んであげますわ」

「ほう?面白い、やってみるがいい」


まず私が取り出したるは、先ほどの煙玉

これを右手に持ち、さらに……

ごそごそとお尻のポケットから取り出したのは、注射器、この注射器がまた凶悪なもので

注射した相手の妖力を逆流させ、死に至らしめることができるのですよ!

よくわかんないって人は血液の逆流で調べるといいよ!

さて……お父様もさすがにこれは打たせてくれないだろうから……まずは煙玉で注意をひき


「くらえ!お父様!」

「……また同じ手か」


呆れ顔のお父様の目の前で炸裂する煙玉!

これでお父様は、一瞬だけ視界がゼロになるはず

その隙を突く!


自身の翼に妖力を込め、妖力を推進力とする

左手に持った注射器を強く握りしめ、勢いよく地面をけって翼を広げる!

妖力によって加速した私の体は、そのまま煙の中のお父様まで、ロケットのように突っ込む!

そしてそのまま、左手にもった注射器をお父様の胸にぶすりと突き刺し、そのままピストンを押す!


「勝ったっ!第一部完!」


煙はいまだにはれていない、これはつまり、お父様が煙をはらすまえに死んだという事!

つまりこの家は私のもので!この私が最強の吸血鬼ってことで!

いえーい、お母様見てますか?勝ちましたよ私!

お母様に向けてvサイン、む?お母様のお顔がすぐれないぞ?


「……これでお前の攻撃はお終いか?」


未だに晴れない煙の中から現れる一本の腕

その腕は私の右腕をつかみ


「お……お父様?」


そして、その腕は、まるで何事もなかったかのように


「お前の全力は、それで終わりか?」

「あぐっ……ああっ……」


私の右腕をへし折った


戦闘描写って難しいですね……

上手くかけた気がしない

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