いくつかの答え
幾分かの答えは
わたしの中には無くて
あなたには
そのほとんどの答えを委ねていたことも
あったよね
足りないもののいくつかを
あなたに確かめてた
実際は足りていたものも
求めていたりしてた
夕暮れ、さみしくなったとき
もっと勇気をもらえるような
約束みたいなものが欲しかった
わたしが送ったメッセージ
既読の中にいつも思いを寄せる
浮かんでは消える出来事は
わたし勝手な想像ばかり
それでもいいんだよ、と
ごまかしたりしないことが
いちばん、いいんだよ、と
その場限りの恋なら
わたしはすぐにあきらめるから
仕事に出かけて憂鬱になっても
休憩に入ったら
真っ先に
既読となっている、そのご褒美を
たしかめながら・・
笑顔ひとつ添えて