表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弘美と純一の場合  作者: THMISmama
58/156

弘美と純一の場合  vol.74.  待つのは嫌い。

今までかつて経験のないこの状況に、

純一自身、数分、何一つ、どうする事も出来なかった。


けれども、相手の左から、

その豊かな胸に自分の右手を添えられ、

しかも、相手の右手が、純一の左手を持ち、

タイトスカートの裾を手繰りストッキングに指が触れた時に、

ようやく我に返った。


その瞬間、確かに…「恐い。」と、

純一は感じたのである。


だが…、その「恐い。」と感じた瞬間、

それとも別に、全く違った意識も感じたのである。

それが…「ごめんなさい。僕…駄目です。」


その言葉と同時に、体に自分の力が甦り、

ようやく礼子と密着していた体から離れる事が出来た。


礼子に何か言葉を掛けたかったが、

まだ、純一の頭の中では、その状況の意味を認識できずにいた。


「藤崎君、ごめんね、こんなことして…。」

「……。」


「…でも、私はこういう女…。」

「……。」


「自分が感じたい事は、自分から求めて行く方なの。待つのは嫌い。」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ