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弘美と純一の場合 vol.65. 思ったとおり…。
「やっぱり…そうだったか…。」
「実はね…。」
「家に入ってきて、台所に来たあんたの匂いに…アレ…???って思ったもの…。」
「さすがお姉ェ、気付いてた???」
「あんたと何年付き合ってると思ってんのよ~!」
「でもね…分かんない…正直。何をどうすれば良いのか…???たった2回よ、逢ったの…。しかも、名前を知ったの、ついこの間…。」
裕子と弘美の行きつけのお店で裕子はカクテルを、
弘美はサワーを飲みながら、
裕子は弘美に先日の事を訪ねていた。
酒が飲めない弘美だが、
軽めのものならば付き合い程度には受け入れていた。
「歳の差…か…???あんまり関係のない話だわね。」
「…ん…???」
「場合によっては、その時の印象次第で…、自分の親とも同じくらいの異性と…、な~んて事も有り得る…。そんな世の中だからさ…。でもさ…何とも…哲也さんに似てたよね…彼…。」
「…ん…???…うん。」




