表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弘美と純一の場合  作者: THMISmama
143/156

弘美と純一の場合  vol.158.  弘美と言う名前…。

まさか…自分があんな事を…。そんな風に思った純一ではあったが、

何故か、自分の思い…意外の何かの意識が働いた感覚もあった。


そして、先ほどの弘美との関係で体は緊張し、

手は依然として小さく震えたままの状態であった。


ある意味では隣で眠っている同僚を、

起こすのではないかと気遣うのがやっとだった。


けれども弘美とのあの情況は真実であり、

そして今後の純一に大きく影響していくのである。


薄い灯りの下で、リクライニングにしたシートで、ゆっくりと目を閉じる。

今…弘美はどんな感じでいるだろうか…。

既に純一の頭の中では、浅川と言う苗字が消え、

弘美と言う名前が巡っていた。


先程までの高鳴る鼓動が、ゆっくりとではあるが、

少しずつ小さくなって行くのを感じていた。


…けれども、頭の中では、いつまでも走馬灯のように、

弘美との事が巡り巡り占めていた。


そして…それは弘美も同様であった。


もう数時間で…成田空港…着である。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ