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弘美と純一の場合  作者: THMISmama
126/156

弘美と純一の場合  vol.142.  最後の夜。

2時間に及ぶヨーロッパの格式あるナイトショー、

午後11時には、オーディエンスの大絶賛の中で終了する。


圧巻を身体全体に感じながら、

それぞれのゲストたちは会場を後にする。


帰りのバスに向かいながらも、

その興奮が冷めやらぬゲストも中にはいるものである。


それぞれに感じた事を振りまきバスに乗り込む。

社員よりも早めにバスで社員を確認しながら弘美、

それぞれの社員に様々な声を掛け、

そして声を掛けられながらも…。


礼子とも大袈裟なゼスチャーをし、純一にも、笑顔で迎えながら…。

そして、その他の社員にもさりげなく挨拶やボーズなどをしながら、

絶対に純一との個人的な思いを知られると言う事などないように、

それぞれにもてなしながら、

パリの華麗なる夜に濃いオレンジ色の燦然と煌めく、

「ムーラン・ルージュ」を後にするのである。


フランスはパリでの最後の夜。

やがて今日と新しい明日が交わるクロスオーバーを迎え、

その5時間後に最後の朝を迎えるのである。






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