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弘美と純一の場合 vol.135. ふとした交流…。
午後の「カー・ルージュ」のパリ市内の遊泳を、
若い女子社員やその他の社員と共に楽しみ、
数回にも亘る乗り降りをしながらも、
白昼のパリを愉しんだ社員たち。
時にはカー・ルージュの2階のオープンスペースで、
前から後ろへと移動するパリの街並みを見ながら、
パリの空気を吸込みながら…。
時に道歩いている同じ日本観光客に手を振ると、
手を振り返してくれたり、そんな光景を見たフランス人も、
真似をして手を振ってくれて、
思わずビックリして片言のフランス語でお礼を言ったりと…。
そんなフランス語が同乗しているフランス人にも伝わり、
ひと時周囲が笑顔で溢れたりも…。
そんなフランス人に弘美と礼子が声を掛けて、
一緒に車中で記念写真を撮ったりもして…。
束の間の現地人との交流も出来たりしたのだった。
そんな交流が出来たフランス人の住所を聞いて、
「写真出来たら送ります。」等と言うエピソードも、
旅行のある種の醍醐味でもあるのだ。